W A K I の気ままなトンボの目

自分流の勝手な生き方ですが、何か気付いたことを書いてみます。
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剣岳・点の記「先人は命を懸けて地図残す」

2009年07月02日 | TOWN
 新田次郎の小説「剣岳・点の記」が木村大作監督によって映画化されたのでアカトンボと一緒に観に行ってきた、鑑賞にさきだって原作を読んで見た。今でこそ世界中の地図は科学の力を利用して難なく作ることができるが明治39年の頃と言えば、それはもう命懸けの大仕事であったことが頷ける。映画はその大事業を剣岳というとてつもなくでっかい山塊を余すところなくリアルに捉えながら展開する。WAKIは若い頃、北アルプスの夏山に何回か登ったが剣岳は怖ろしい山と聞いていたので敬遠した。映画はかなり演出があって原作とは違うところがあるが自然の厳しさ登山の厳しさの表現においては映画はたいへん優れていた。ぜひ皆さまにも観賞をお勧めする。
コメント (3)
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