W A K I の気ままなトンボの目

自分流の勝手な生き方ですが、何か気付いたことを書いてみます。
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船舶の見張り 「航海に常時見張りは欠かせない」

2008年02月25日 | 出来事
 日本の近海で最新鋭のイージス艦「あたご」とマグロはえ縄漁船「清徳丸」が衝突して大きな事故となっていま行方不明になった漁船員の捜索が懸命に行なわれている。一方その原因究明と責任のあり方が問われている。WAKIは今から15年も前になるが、5月の連休を利用して帆船の訓練生として航海に出た。10名ずつ3班に分かれた訓練生が教官(船長)のもと交代で操船して10日間目的地までいくのである。(鳥羽から博多まで)この訓練で最も重要であったのがワッチと呼ばれる見張りであった。夜は真っ黒な海面を見つめ灯台の灯と行き交う船の灯火で状況を的確に判断するのである。慣れてくると相手の船の動きもわかるようになるが、訓練生の仕事は視認すれば直ちに船長に報告することであった、低気圧に突っ込んだときはロープに身体を縛って波を被りながら耐えた。船舶の航行には船の大小に関わりなく海上衝突予防法(国際法規にもとづく)が適用されることから今回の事故の責任が注目される。

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5 コメント

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ワッチ (ANDY)
2008-02-25 07:46:58
今回の事故はまさしく基本を忘れた結果の何者でもないと思う.巨人にぶん殴られて一撃で黄泉の国へ飛ばされた親子こそかわいそうでならない.最近,基本を忘れたような事故があまりにも多すぎる.世界中でそうだ.いや,基本を忘れたのではなく,基本を「知らない」人間社会が現れたのかもしれない.とすれば,誠に恐ろしことになる.常識が通じず,ルールは無視され・・・オイオイ,動物の社会の方が余程掟が守られているのかも??
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大型船の驕り? (タケッチャンマン)
2008-02-25 09:44:37
「小さい漁船は勝手によけるだろう」と言う大型船の驕りがあったのではないでしょうか? きっと、過去もそうだったでしょう。 海上だけではなく、道路の上でも「そこ除け、そこ除け」式の大型トラックに冷や汗かく事が良くありますね。
それにしても、漁船も回避出来ない艦船では、自爆テロには絶望的ですね。 やはり、敗戦国の海軍?なのでしょうか?

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操舵を握るカッコ良さ!!・・ (KUSA)
2008-02-25 13:38:38
 以前話しをされていた、あこがれの船上ですね。
船を操っている姿、なかなか堂に入ってカッコいいですよ。まるで船長の雰囲気に見えます。
 それにしても横の写真の波の荒い事、自然の海の厳しさは並大抵のものではないですね。一寸した油断があのような海難事故に繋がるわけですね。

 「油断大敵、勝って兜の緒を締めよ」



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傲慢さか不注意か・・・ (Hide)
2008-02-25 20:46:53
今は無き親友のオフィサーを偲んでいる。それにしてもあの海難事故は傲慢さか不注意か、全くもって痛ましい。ご家族の姿が脳裏に焼き付いて離れない。どう決着させるのだろうか?

我が家に咲いている全ての花々を捧げよう!!

  
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対応が後手後手。 (WAKI)
2008-02-27 20:51:31
皆さん、事故の発生原因は明白なのになんであんなに時間が掛かるのか不思議ですし、次々と出てくるのが解せません、wakiが乗船したのは「海星」であこがれではありません。海星はアメリカに身売りされてしまいました。早め早めの双方の回避行動が必要です。今日になってやっと自衛艦の船長がTVの前にでてきました。
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