昨日は藤阪にある王仁塚で納涼千灯会があってアカトンボと一緒に行ってきた。地元の「王仁塚の環境を守る会」の人達がいろいろ準備をされてスカウトの子供たちが願いを書いた行燈に灯をともした。この場所は日本に漢字(千字文)と論語10巻を携えて朝鮮から渡来したとされる王仁博士の墓(伝)とされる場所だ。そして墓の前に建つ百済門は2006年に韓国から贈られたもので朝鮮王朝時代の素晴らしい様式を伝える。灯された多くの行燈には千字文の四字熟語も書かれている。千字文はもともと中国の書の手本で四字熟語が二つ、つまり八文字(125編の漢文の長詩)で同じ字は無い、平易に人が生きてゆくための教えを説いていて薀蓄のある言葉ばかりで親しみやすい。そうして数えきれない人々が難しい漢字を習った。いつもコメントを頂戴する守る会代表の吉留一夫さんとも初対面することができいろいろお話を聞いて感動した。
きのう高校野球をテレビ観戦していたら突然地震情報に切り替わり同時に津波注意報も出された、幸いにも津波は来なかったが、あれから5ヶ月も経つのに毎日余震が続く、そうして時折津波の予報も混じる。もしこれが夜間だったら。もっと大きなものだったら。原子力発電所は大丈夫かとか。こんなのを見るにつけ考え込んでしまう。ただただ地震の終息を祈るのみだ。
おおさか川柳 8月15日(月) 産経新聞夕刊掲載 礒野いさむ 選
お題 「明日」 「明日は晴れ言い切る彼は雨男」 枚方市 WAKI
おおさか川柳 8月15日(月) 産経新聞夕刊掲載 礒野いさむ 選
お題 「明日」 「明日は晴れ言い切る彼は雨男」 枚方市 WAKI
ユーカリ川柳会の8月例会はいつもの教室を出て枚方の歴史街道を歩いて作句するという催し、何しろこの夏の最高気温を記録しそうなカンカン照り枚方市駅に集合して歴史街道を歩く、ほどなく名物の昔ながらのカキ氷屋を横目に見て淀川堤にある国土交通省の淀川資料館へ、入場無料だが館長さんの計らいで団体さんということで親切に説明をうける。明治16年の淀川大洪水のことなどのほか虫干し中の古文書の説明をうける。あとは枚方公園の鍵屋を見て近くの割烹で食事、ビールも入り句会も和気藹々、宿題は勿論「枚方」互選に先生の選も加えて楽しく終えた。この結果は各自が今月中に鍵屋の投句箱に5句まで投句して結果を待つことになる。
今年の直木賞は池井戸潤さんの「下町ロケット」が受賞した。池井戸潤さんは三菱銀行入行後作家に転じた人だ、物語は従業員が200名足らずの町工場佃製作所を親の亡き後を引き継いだ社長佃航平が切り盛りしていく苦悩を描いている。技術的には絶対に自信のある宇宙用ロケットエンジンのバルブは佃社長がもともと研究開発して特許を所有しているロケットにとってのキーデバイスだが競合の大手からの特許侵害の提訴には逆提訴で勝つがロケット本体の超大手からは特許使用権の譲渡をめぐるやり取りのなかで佃製作所は部品納入にこだわるが、超大手の審査の壁は厚く難癖が続く。銀行の融資も同様。結局は職人芸を積み重ねた佃製作所の優れた品質が功を奏しロケットの打ち上げは成功する。
このところの毎日うだるような暑さで少々ばて気味のWakiですがベランダの草木は元気に育っている。一番背の高いパパイヤはもう2mを超えてしまったが一向に花の咲く気配はない、水槽のビオトープには水苔の間から一輪だけタヌキモ(コウホネ)が3cmほどの茎の先に直径が5mmほどの黄色い可憐な花をつけた、ガーベラは2輪づつ入れ替わり咲いてくれる。カランコエはもうかれこれ10年になる、そしてコーヒーの木もゴムの木もWakiと同じ背丈になった。それからピーマンとナスビだ、今頃になって肥やしが効いて来たのか実が成り出した。
スーパーの売り場も少しでも涼しい売り場にしようと心掛けている。熱帯魚や観葉植物の売り場は上の方にミストの噴出口を設けて時折り白い霧状の水滴が吹き出ている。周りも暗くしてまるでジャングルのようだ。そうして沢山並べられた水槽には様々な熱帯魚が涼しげに泳いでいる。売り場は涼しさを求めるお客さんでいっぱいだ。昔は打ち水と浴衣で風情もあったがいまは霧のシャワーだ。
Wakiはこの日のことをいまだに鮮明に覚えている昨日のような暑い日であった隣組の人達と玉音放送を神妙に聞いたが戦争が終ったことは誰も知らず夕方になってやっと判った。昨日は里帰りで大阪に行ったが乗り換えのJR京橋駅横で慰霊祭があった。第8次に亘る大阪大空襲は、終戦の前日8月14日B29約150機が大阪への空襲をおこなった。米軍機は大阪陸軍造兵廠を狙い、約700トンの1トン爆弾を集中的に投下したと言われる。近接していた国鉄京橋駅周辺にも同日13時頃、1トン爆弾4発が落下した。京橋駅にはちょうど、城東線(現在の大阪環状線)の上り列車・下り列車の2本が入線したところだった。居合わせた多くの乗客が、高架上の城東線の影になる地平上の片町線ホームに避難していた。そこに1発の1トン爆弾が、城東線の高架を突き破って片町線ホームに落下して爆発し、避難していた乗客らが爆弾の直撃を受けた。この空襲での犠牲者は、身元の判明している人だけでも210名以上、他に身元不明の犠牲者が500 - 600名以上いた(正確な犠牲者数は不明)とされている。いまビシネスパークはビルが林立するが6~7年鉄骨の廃虚をむき出しにしていた。
今朝の関西電力管内の電気予報は概ね84パーセントで安定、お盆に入り大口の企業が休みに入ったので電力の需要が減っているのだろう。車で街を走らせているとパチンコ店の大きな電光看板が目につく、どうも店内は節電してますよと言うことらしいがこの大きな看板はLEDのようだが煌々と輝いている。そうして街角の自動販売機も30パーセント節電中と表示があって心なしか暗い。まさか冷えを調節はしていないとは思うけれど信用するしかない。
この大きな立て看板枚方市駅のロータリーに掲げられている。市長が渡来人の扮装で登場したのもあってもうすでに終わったものもあるがイベントはまだまだ続く。これから行われるイベントは①枚方まつり2011(8月20日~21日)②ひらかたNPOフェスタ(10月15日~16日)・③甦れ淀川の舟運(10月~11月)・④ふとん太鼓巡行(10月9日)・⑤枚方宿街道菊花祭/俳句大会(10月下旬~11月中旬)・⑥枚方宿ジャズストリート(11月12日~13日)・⑦漢字文化祭(詳細未定)といった具合だ。変わり種は淀川の船運、いまは交通の手段は鉄道や道路に依存しているがこれだけの大河を利用しない手はないという訳で観光船が運行する。災害時の帰宅難民の輸送手段として船運を見直そうという実験も行われたがここはのんびりと風情を楽しみながら運行してもよいのではとおもう。もう一つのイベントは漢字文化祭だ、枚方と漢字の係わりは深い。さてどんな企画になるのやら。
もう何度となく取り上げているスーパーマーケット、今回は淡路のタマネギが登場、何故かと言えば淡路には毎日「WAKIの気ままなトンボの目」を楽しみの見てくれるWakiの妹と甥がいる。このタマネギはやや小振りだがなかなかおいしい、いまは淡路の名物は淡路牛とこのタマネギで作った牛丼だそうだ。話はそれたがこの店ではこうして生産者の身近な情報を紹介して新鮮な魚や野菜それに果物を届けてくれるのがWakiはとても気に入っている。以前若いころ6月の収穫期には妹の田圃でタマネギの収穫を手伝いにいったことがある。甥も家業のかたわらBlogを続けているが折りがあれば見てやってほしい。2人の子供を大学に通わせて大変のようだが話によると弟の方はボートで国体選手に選ばれたそうで彼はどんなに忙しくても車を駆って応援に行く子煩悩だ
URLはhttp://www.takeda-kensetsu.co.jp/「武田建設の家造りブログ」です。
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