なんじゃもんじゃを見に行くべと、I氏とT、オイラの3人組は、12日(土)、"なんじゃもんじゃ"探しに出掛けた。
"なんじゃもんじゃ"の顛末は、過去ログ「史跡を訪ねて」の通りでやんすが、今年こそ探し当てたいものですなぁ。
各地の開花情報を頼りに、そろそろ咲く頃だろうと予測し、坂城町山中へとやって来たんだが、さて?・・・
迷走の挙句探し当てた標柱
林道をアッチ行きコッチ行きで散々迷った挙句、ようやく見つけた"なんじゃもんじゃ"と書かれた標柱。
ようやく見つけたぞ!と喜んだものの、標柱が立っているばかりで、肝心の樹木はハテ?何処に?
標柱が立つ場所からキツイ斜面を下り、らしき樹木を探すのだけれど、いくら探しても見当たらない。
開花でもしていれば見つけ易いんだが、時期が早かったのか?それとも散ってしまった後なのか?
結局、昨年に続き今年も不発に終わった"なんじゃもんじゃ"探しだが、こうして標柱が有るってことは、
樹木までの矢印とか案内板が有っても良い筈だが、ひょっとして、"なんじゃもんじゃ"は枯れちまったか?
折角ココまで来たのだからと、歴史・史跡好きのI氏の提案で、急遽「村上義清」所縁の城廻と予定変更。
ホント言うと、一気にココ和合城城址↓ へと行く予定が、
途中、がけ下へと落ちそうな状態で ↓ 林道の行く手を塞ぐ車と遭遇、
助けを求めにでも行ったのか、車中には誰も居らず、手を貸してやろうにも主がいないことには・・・
「誰か死んでるんじゃねぇか?車の中を覗いてこいや」と、不謹慎なことをほざいたのは何方だったかのぅ?
仕方なくこの場所に車を止め、ついでだからと、迂回して虚空蔵山(こくぞうやま)経由で向かうこととなった。
「虚空蔵山からの景色は絶景だから是非見に行くべ」とI氏が仰るんで山道を迂回することに同意したんだが、
だが、これがエライ目に遭う原因になるとは、その時誰も知らなかった・・・いや?I氏は知っていたな?
虚空蔵山(こくぞうやま)山頂にて、I氏とT
虚空蔵山からの急斜面を下り、「あの先が和合城址だ」とI氏が指差す先は、遥か向こうの山の峰。
この時点で既にオイラの膝はガクガクと震え、更にこの先急斜面を下るとなると、少々腰が引ける。
分かっていればそれなりの装備で来たのにねぇ、革靴を履いての山歩きなど、ホント、信じらんね。
鉄塔の麓が、和合城址
そして・・・否応無しに、こんな急勾配をソロソロと下って行くも、帰りはこれを登るんってことだぜ旦那。
休む度「後もう5百㍍、5百㍍・・・」とI氏は励ましてくれるが、I氏の5百㍍は随分と長ごぅおますなぁ。
パノラマといった展望、戸倉上山田方面を望む
まっ、何だかんだ言ってもパノラマのような展望は実に見事で、訪ねた価値は甲斐は充分にあった。
次回は村上氏の居城「葛尾城」を見学しようということになり、「次回は車横付けだ・・・」と笑うI氏だが、
その場になって、車を横付けしてから「後もう5百㍍、5百㍍・・・」ってのは無しってことで頼んまっせ!
追記
崖下へと転げ落ちそうになっていた車(人も?)は、帰りには跡形も無く、無事救出された模様。
ボチボチ更新しますんで、ヨロピク!
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