本日昼、昼食を摂ろうと友人Tのラーメン店(武蔵)へ寄ったところ、「これからキノコを採りに行こうぜ」とTに誘われた。
「旦那、キノコのシーズンなどとっくに終わってまっせ」とからかうと、「バカタレ、おめぇはな~んも知らねぇな」と笑われた。
「それに・・・」と子供が見せる悪戯笑いにも似た表情を浮かべたTは、「天然のエノキダケって見たことあるか?」と仰る。
アカシアが生い茂る千曲川支流の河原

「エノキダケとは、スーパーなどで売っている、あのエノキの天然物?」と尋ねると、「当たり前だろ!他にエノキダケがあるか?」とのこと。
聞けば、天然のエノキダケは、今頃の時期、河原のアカシアなどの切り株に生えるそうで、栽培物とは似ても似つかないキノコであるそうだ。
であれば、早速採りに行こうじゃないかということで、昼食のラーメンを急ぎ流し込み、Tと二人近くの河原へとやって来た。
エノキダケを探すT 「クマじゃねぇよ!」

この日、車を止めた農道附近には、一時停止違反を狙うパトカーが停車していて、河原へと向かうオイラ達を訝しげに睨んでいた。
人相風体怪しき男二人、何かを探すかのようにアカシアの茂る河原へと入って行くとなると、睨まれるのも無理はないわな。
ここだけの話、品行方正にして聖人の如くオーラを放つオイラは別にして、鋭い目つきで猫背の大男Tをマークしていたに違いない。
天然のエノキダケ 「コレがエノキダケ? うっそ~!?」

二人して懸命にキノコを探すのだけれど、不作だった今年のお山同様、アカシアの切り株にはキノコのキの字も見当たらない。
暫くすると、「あった、あった、こっちへ来て見ろ!」と呼ぶT、彼が指差すアカシアの幹には、何やら茶褐色のキノコが・・・
キノコを採取したTは「コレが天然のエノキダケだ」と仰るが、「ホントに?・・・コレがエノキダケ?・・・うっそ~?・・・」
「コレを味噌汁に入れ食べると旨いでぇ」と眼を細めながら、「実際、栽培のエノキダケとはホント似て無いわ」と笑うTであった。
ボチボチ更新しますんで、ヨロピク!
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