「捨てる神あれば拾う神あり」昔の人は上手いことを言ったものですなぁ。下のシシタケが正にそれで、先日山へ行った折り、林道脇に捨ててあった物だ。
一見グロテスクとも思える姿形であるからして、「気持ち悪りぃ~」と捨てる気持ちは分からんではないが、オイラとしては「アリガトさ~ん」でありますな。
拾いものの「シシタケ」

行きつけの寿司屋の親父が言っていた。その昔、友人とキノコ採りに行った時、道端にキノコが大量に捨ててあり、その殆どが食えるキノコであったそうだ。
寿司屋の親父は鑑定ができるほどキノコに詳しい御仁で、ビク一杯になるその量に「こりゃ山へ入らずにこのまま帰るか」と、友人と二人大笑いしたそうな。
ところでと、拾ってきたこのシシタケだが、今夜の酒の肴にしようかなと。え~、コレをお捨て頂いた神さんへ、「ありがたや、ありがたや・・・」