ごしょらくさん

後生楽的爺さん、我が道を往く

フキ採りの顛末

2016-06-09 18:39:14 | field and mountain
アスパラの出荷が一先ず終了し、時間に多少ゆとりができたんで、本日、カミさんを伴いフキ採りへと。

行く先は、白馬方面のとある場所。かつてそこはフキの宝庫ともいえる場所で、オイラの秘密の場所でもある

ガスる白馬連峰

因みに、オイラを含めた信州人は、白馬は、"シロウマ"ではなく"ハクバ"である・・・多分。

ナニナニ?「余計な能書きをせって(言って)ねぇで話を前に進めろとな?」「そりゃスマンかったのぅ」

♪ 野に~咲く~花~の~名前は~知らな~い・・・♪

確か、この辺だった筈だが・・・

フキは何処に?

とっておきの場所へ着くも、数年前は鎌で刈り取る程自生していた長くて太いフキが、無い、無い、な~んも無い。

イタドリに似た丈の長い植物が生い茂り、その陰で「こんなんなっちゃいました~」とでも言いたげなフキが見え隠れする。

ここまでの途中、岩と岩の間に足を取られ、弁慶の泣き所をしたたか打ったカミさんの怒ること怒ること。

「こんな熊が出そうな所まで連れて来て、フキが無いだと~~~っ!!!!」 「オ、オ、オラが悪かった~っ!」

帰りの車中での様子はお察しの通りかとは存じますが、「向う脛が痛い、向う脛が痛い」と呟く度、生きた心地がしなかったとだけ申し添えておきまする。

カミさんの実家の畑で採ったフキ

手ぶらで帰る訳にもいかず、「姉ちゃんがあそこにフキがあると言ってたな?」とのカミさんの提案で、カミさんの実家の畑へと。

すると、その畑には、それこそ鎌で刈り取る程のフキがあるわあるわ。それも、長くて太い見事なフキがわんさかと。

幸せの青い鳥、灯台下暗し・・・の例えが正解かどうかは分からんが、良き事ってのは案外身近にあるようですな。

ところでと・・・

食い物の好き嫌いはヒトそれぞれ違うが、山菜では、オイラ数ある山菜の中でもフキが一番好きなんだな。

フキはフキでもフキの茎のことだが、このフキをかつお節とニシン(身欠きにしん)で煮て御覧なさいな。「そりゃ旨ぇでぇ!」

時に、ニシンの代わりにホタルイカを使う方もおられるようだが、かの友人Xに至っては、「絶対にホタルイカだ!」と言って譲らない。

かく言うオイラは、「誰が何と言おうと、ニシンだ!」で押し通しているが、サテ?皆の衆はどちらがお好みであらせられましょうや?



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