長野県は山形県と並び日本で一位二位を争うサバ缶消費県である。その一因として、北信地方ではタケノコ汁にサバ缶が絶対不可欠であるからだ。
普通タケノコ汁というと、真竹、孟宗竹でも良い訳だが、長野県北信地方ではタケノコ汁=根曲がり竹(チシマザサ)が王道なのである。
長野県は、北信、中信、南信と三つに区分されるが、チシマザサの南限は北信であるため、根曲がり竹とサバ缶は北信地方限定であるようだ。
では、中信・南信地方とサバ缶の関係はというと、聞くところでは、中信・南信地方ではサバ缶はウドと良い関係らしい。
あれは何時の事であったかは忘れたが、某テレビ局で、サバ缶と根曲がり竹、サバ缶とウドの汁物の食べ比べをやっていた。
サバ缶とウドの汁物
そして、何年か前、某道の駅でタケノコ汁を食べてみたところ、タケノコ汁にウドが入っていてその風味が何とも言えず旨かったのだ。
テレビ局の食べ比べでは、双方に配慮してか、どちらが旨かったかの軍配は無かったが、以来、オイラは、誰が何と言おうとサバ缶にはウドなんである。
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