カミさんの実家は、現在無人である。何時からかは記憶に無いが、その家を住み家としているのがノラ猫のクロちゃんだ。
たまに用事で訪れる家の主である義兄夫婦が餌を与えて以来、この家に住み着くようになったというクロちゃんは、オスの黒猫である。
全身真っ黒なことから、オイラはクロちゃんと呼んでいるが、事故か喧嘩かは分からないが、クロちゃんは左前脚が不自由でビッコをひく。
お食事中のクロちゃん

ノラの宿命でもあるか、クロちゃんは警戒心が非常に強く、義兄夫婦にはなついているのだが、これまでオイラの傍には近寄っても来なかった。
それがアスパラ栽培のためちょくちょくこの家に立ち寄り、その都度餌をあげるようになってから大分気を許すようになってきた。
アスパラとカミさんとクロちゃん

クロちゃんは、この家を根城にその周辺を縄張りにしているようで留守の時もあり、そんな時は餌をあげることもできずそのまま畑へと向かうのだが、
そのクロちゃんが、最近畑へと訪ねて来るようになった。前足をかばうようにピョコピョコと、ニャ~ゴニャ~ゴと鳴きながらやって来る。
家からアスパラ畑までは凡そ5~600m、何処で見ていたのか、よく訪ねて来たものだ。そして、オイラとカミさんを眺めつつ、日がな一日をまったりと過ごす。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます