タラの芽だのコシアブラだのと右往左往していたのも束の間、タケノコ(淡竹)・山フキもアッという間に終盤。山菜シーズンそろそろ終了だな。
先日、山フキを採取しようと探していたところ、自宅から数分の耕作放棄地の田圃に自生する山フキを見つけた。一面全部山フキでそれは見事な群生地だ。
フキ採取中のカミさん 一面ぜ~んぶフキ!
2~3日前、カミさんを伴いこの群生地で山フキを採取しているときのこと。農道を走る車の音が聞こえてきたかと思うと、オイラ達の傍で急停車。
何事かと目をやると、軽トラックのドアを勢いよく開け人相の悪いおっさんが飛び出してきた。開口一番、「おい、おい、おいっ!」と何かお怒りの様子。
「はぁ?・・・何か?」
「はぁ?じゃねぇよ! お前等、何処のもんだ!?」
「何処って、地元、この下の集落の者だが・・・」
「あ~っ? 何だ地元のもんか・・・で、そこで何やってんだ?」
「フキを採っているんだけど・・・」
どうやら、このおっさん、しょっちゅうこの辺りを監視しているようで、見知らぬオイラ達の車が農道を行くのを見て野荒しかと思い追いかけてきたらしい。
「地元の誰々ってことは分かったが、田圃の持ち主に許可を得たか?」
「あぁ、そのこと、前日、菓子折り持参でお願いしてありますが・・・」
それを聞いたおっさん、振り上げた拳を下すのに困り果てた様子。「おっ!?・・・そ、そうか・・・それじゃ・・・むにゃむにゃ・・・」
おっさんの名誉のために申し添えておきますが、野荒しの方が断然悪いに決まっております。皆の衆、老婆心ながら、山菜・キノコ採りでは、ルールを守りましょうね。
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