おらほでは、フキノトウのことを"ふきったま"とせう(言う)。誰が言いだしっぺかは不明だが、昔からおらほではそう呼んでいる。
雪解けを待つ、ふきったま
「オイ、ふきったまを採りに行こうぜ」
「ヤダ、寒いから」
「コタツにばかりあたってると尻に根っ子が生えるで」
「生えたっていいも~ん」
かの如く、コタツで編み物をするカミさんは、今年も「アナタ採るヒト、アタシそれを美味しく頂くヒト」を貫く魂胆であるらしい。
収穫は、こんだけ
雪の下でじっと春を待つふきったまだが、芽を出した途端ヒトの手によってグイッと摘まれちまうんだから何とも気の毒なことですなぁ。
ヒトの耳には聞こえないけれど、ひょっとして、ハリーポッターに登場するマンドレイクの如く「ひぇ~っ!」とか、「ぎょぇ~っ!」などと叫んでいたりして・・・
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