退職して暇を持て余しているらしいT・M、最近、鯉釣りに釣れて行け、鯉釣りに釣れて行けと、うるさいったらありゃしない。
愛車ポルシェにカミさんを乗せ、何処か遊びにでも行けばとは思うのだが、何故か、どうしても鯉釣りをしたいと仰る。
オイラ最近鯉釣りをご無沙汰しているんで、その前に、行方不明となってる釣り道具探しから始めねば・・・「面倒だなぁ」
てな訳で(どんな訳だ?)、あれこれとすったもんだした挙句、昨日(11日)、Mを伴い、犀川へと鯉釣りに行って来た。
鯉釣りで訪れた、犀川のとある場所
画像の場所は、何時かココで鯉釣りをやってみようと、以前から目をつけていた場所で、何処かは「内緒、ヒ・ミ・ツ」なのね。
この場所は、もう一人の友人M・Mの住まいの近くで、川へと向かう途中彼の家に寄ると在宅で「俺も一緒に行く」と仰る。
幼い頃よりこの川で育ち、漁業権をも所有するM・Mは、「川のことは何でも知ってる」と言い、「釣り場を教えてやる」と息巻く。
鯉と格闘中のM
オイラが目をつけたポイントへと向かうも、「あの場所じゃ先ず釣れない」とか、「この場所でやれ」とそれはやかましい。
そんなM・Mの言葉を無視し、藪をかき分けかき分けポイントへと到着したオイラとT・M、黙々と釣り仕度するその横で、
「俺の言う事を無視しやがって」と不満顔のM・M、「この時間帯じゃぁ無理だ」「増水してるから釣れっこない」と悪態をつく。
暫くして「用事を足してから又来る」とその場を離れたM・M、「マグレで釣れたら大したもんだ」と捨て台詞を残し去って行った。
やったぜ!べいびー「78cm」の鯉をゲット!
M・Mが去って凡そ1時間後、昼飯を食べていた時だった。T・Mの竿が大きく弧を描き、竿先がグイグイと締め込まれている。
「来た!来たっ!」と叫んだT・M、膝が痛いのも忘れ釣竿の元へと一目散。その姿は、傍で見てると、案外滑稽ですな。
何分かのやり取りの後、オイラが差し出した玉網に収まった鯉は、メジャーで測ると、78cmの少しスレンダーな型の鯉。
「俺が今まで釣った一番大きい鯉は74cmだから、4cmオーバーの自己記録だ~」と大喜びするT・Mの顔が眩しい。
二匹目は、本人似?のでっぷりとした鯉「74~5cm」
結局この日、上の鯉とオイラが釣った70cmの鯉とを合わせ、都合3匹の釣果で、初めての釣り場としてはまずまずですな。
「この結果を知ったM・Mはどうしたかって?」そりゃ知りたいのも当然ですな。では、その様子は実況中継でどうぞ!
7月11日(水)PM4:30 M・MよりT・Mの携帯に着信があった模様です。
M・M「用事が済んだので、これからそちらに向かうが、飲み物か何か欲しい物があるか?」
T・M「お茶を二つ、それと鯉が釣れたので、食べるんだったら差し上げるから、クーラーか何か入れ物を持っといで」
M・M「ナニッ!鯉が釣れたって!?・・・ホントに?・・・ウソこけ!・・・」
M・M「ウソじゃないって!こっち来て見れば判るって。大きい奴は78cmもあるぜ!」
M・M「な・な・じゅ・う・はっ・せ・ん・ち!?・・・まぁ、マグレってこともあるからな・・・」
T・M「オイオイ、これ一匹だけじゃないぜ。3匹だぜ、3匹。マグレじゃ3匹も釣れねぇよ」
M・M「・・・ナヌッ!?3匹???・・・3匹も釣っただと?・・・そんなバカな?・・・×△○%*#&・・・」
以上、事件現場より、自称鯉釣り迷人NAOTYANがお送りしました・・・おちまい。
ボチボチ更新しますんで、ヨロピク!
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