気まぐれフォトダイアリー

富士山、風景、身近な花の写真ブログです。読んだ本の感想も載せています。
最近は回想ブログが多くなりました。

飼い犬の死

2008年12月27日 18時28分16秒 | 犬のドリー
9月の末に家で15年飼っていたメス犬のドリーが死んだ。
よそでもらって来た雑種の犬だった。
毛がふさふさしていて、かわいかった。

2年ぐらい前から、後ろの片足が悪くなっていた。
それでも3本足でずっと歩いていたが、晩年は歩くことが出来なくなった。
見ていても辛かった。

家族で、出来るだけのことはした。
最後は這うことも出来なくなり、動物病院で死んだ。

たとえ犬といえど、15年も飼っていると、人間とあまり変わらない。
人間と違い、余計な口はきかないので、なおさら辛い。

寒さに向かい、この先どういう風にして、看護をするのかとても悩んだ。
けれど、ドリーは私にそんな苦労をさせる事無く、あの世に旅立った。

老いて、具合の悪い姿は、人と同じだと思った。
ドリーの小屋の近くに行くと、どうしても思い出してしまう。

ドリーは気が小さかった。
そして、車に乗せるとすぐに酔ってしまった。
本当は車に乗せて、あちこち連れて歩きたかった。

写真を見ても、とても辛い。
たまにパソコンで写真を見るだけで、飾ってなど置けない。

ドリーのお墓の上には、一番値段の高かったユリの球根を植えた。
きっと春になると、芽が出てくるだろう。
そして、夏に花を咲かしてくれると思う。

ドリーが寂しくないように、私たちをいつも見えるところに埋めた。
そして、夜は暗くならないように、庭園灯が照らしている。

ドリー、何時までも私たちを見守っていてね!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする