2019年6月24日
最近はブックオフで本を見つけるのが好きになった。
何年か前までは、近くにブックオフがあったが、今は閉店してしまった。
お店があった時はほとんどブックオフになんか行っていない。
それでも読んだ本を売りに行ったことはあったかな?
近くにある時にはいかないで、無くなってから遠くのお店に行くなんて、バカな話だなとつくづく思っている。
最近は河口湖などに行ったときにそこのブックオフに寄るようになった。
新しい本もあるが、少し前の本が並んでいて、見ていると楽しい。
老眼で小さな字が読みづらいので、通販で買うのではなく、実際に本を見て選びたい。
「羊と鋼の森」もそんな時見つけておいた本だ。
かなり前から少しづつ読んでいた「羊と鋼の森」をやっと読み終わった。
作者は宮下奈津さんだ。
内容はピアノの調律師の話。
外村少年は17歳の時に高校の体育館でピアノの調律師に出会った。
それから、調律師になるために、調律の専門学校に行った。
ピアノの音に惹かれたからだ。
ピアノは外村少年の育った、北海道の田舎の深い森のようだと書かれていた。
ピアノの澄んだ音が、聞こえてくるような素敵な小説だった。
ただ、少しづつしか読めなかったので、読み終わるのにだいぶ時間がかかってしまった。
けれど、途中で投げ出さなくて、読み切れてよかったな。
子どものころは本を読むのが好きだったけれど、最近は続けて長く読めない。
それでも、本を読んでいると、充実した感じがして楽しい。
私はそれでもいいと思っている。
本の中にはいろいろな知らない世界が広がっている。