気まぐれフォトダイアリー

富士山、風景、身近な花の写真ブログです。読んだ本の感想も載せています。
最近は回想ブログが多くなりました。

緋連雀(ひれんじゃく)~山中湖(回想)

2024年12月26日 16時20分41秒 | 野鳥


↑クリックで拡大します。

2011年1月23日(日)

山中湖の湖畔の側の大きな木に緋連雀が来ていました。


ちょうど湖畔を通りかかった時、何人ものアマチュアカメラマンが大きな望遠レンズの付いたカメラで皆さん一斉に木を狙っていました。


先日テレビで、山中湖の野鳥の撮影の放送がありましたので、私もちょうど500mmの望遠レンズを持っていたので、一緒に撮影してみました。


皆さんが狙っているのは連雀だそうです。

尾の赤いのが緋連雀で、黄色が黄連雀なんだそうです。

とにかく遠いし、500mmの望遠でも小さくて良く撮れませんでした。

上の写真は2度もトリミングをしました。

図鑑を見ると全長17cmくらいだそうです。

スズメを少し大きくしたくらいの小鳥でした。



※レンジャク科 (野鳥観察図鑑)

ずんぐりとした体形で長い冠羽と短い尾を持つ。翼や尾の先に赤や黄色の斑がある。

群れでいる事が多い冬鳥だが、年によって飛来数や移動の範囲が変化し、ほとんど姿を見られない冬もある。

主食は果実。






↑クリックで拡大します。

木の枝の陰など、とても撮りずらい場所にいて、上の写真はやっと見える位置にいた緋連雀です。

尾が赤いので、緋連雀だと思います。

下にひものように垂れ下がっているのは、糞をしたばかりだったようです。


「まぁ~糞まで撮って」などと言わないでください。


これでもやっと撮影できた写真です。

側の人の話によると、この糞が木に付いてヤドリギが生えるのだそうです。

そのヤドリギの実をまた緋連雀が食べにくるそうです。


大事な糞ですよね。。。





↑クリックで拡大します。

図鑑の解説の通り、本当にずんぐりとしていますね。。。





↑クリックで拡大します。




↑クリックで拡大します。

この写真が後ろ向きの姿です。

尾が赤いので緋連雀だと思います。





↑クリックで拡大します。

このヤドリギの実を食べに来ているようです。。。


緋連雀という小鳥は、初めて見た小鳥でした。

あまり上手に撮影出来ませんでしたが、撮れてよかったと思っています。



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山の神様がくれた飴

2024年12月23日 21時57分38秒 | 子供の頃の思い出
私が子供の頃の思い出です。

もう70年近く前の話です。


私がまだ4歳か5歳くらいだったと思います。

普通の父親より高齢だった私の父親は、私をとてもかわいがってくれました。

どこへ行くのにも私を一緒に連れて行ってくれました。



我が家は当時農家でした。

父親は毎日畑に出ていました。

農繁期には、時々知り合いのおじさんに畑仕事を手伝ってもらっていました。




我が家の庭の隅には山の神様が祀られていました。

当時は今とは違って、まだ食料が裕福ではありませんでした。


山の神様には毎日のように飴が置かれていました。

小さな私は神様のところに置かれていた飴をもらってくるのが楽しみでした。



父親は「山の神様が咲が良い子だから飴をくれたんだよ」

と、いつも言っていました。

私はその言葉をそのまま信じていました。



ある日、野良仕事を終えた父親と、手伝ってくれていた知り合いのおじさんが休憩のお茶を軒先で飲んでいました。


私は山の神様のところに、今日も飴があるだろうかと見に行きました。

山の神様に近づくと、祠の後ろから小さな男の人が飴を担いでくるところでした。

飴をいつもの場所に置いて祠の後ろに戻ろうとしたので、私がお礼のお辞儀をしました。

すると、その小さな男の人は(背の高さは6~7センチくらいだったと思います)戻って来て、私にお辞儀をしてくれました。

私は、この男の人が「山の神様」だったんだと思いました。



祠の前に置かれた飴を持って、お茶をのんでいた父親とおじさんに神様が飴を持ってきてくれた事を話しました。

私の話を聞くと、二人はなぜか笑い出しました。

なぜ笑うのだろうと、私はその時不思議に思ったものです。




今でも山の神様が飴を肩に担いで来た様子を、はっきりと思い出すことが出来ます。

背丈は6~7センチくらいの小さな男性で、今思うと30代くらいに見えました。

とても優しい感じの人でした。



・・・・私は子供の頃、山の神様に逢いました。・・・・


夢ではありません。

本当に山の神様を見たのです。




今でも祠は庭の隅に祀られています。

祠を見るたびに、その時のことを思い出します。




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ダイヤモンド富士~山中湖(ママの森の下)(回想)

2024年12月10日 15時43分31秒 | ダイヤモンド富士


(16:17)

2016年2月8日(月)

この日は午前中都留市に用事がありました。



今は山中湖でダイヤモンド富士の時期になります。

午前中は何となく曇っていましたが、天気予報を見るとずっと晴れマークが付いていました。

山中湖も晴れマークでした。



用事が早めに済んだので、そのまま山中湖にダイヤモンド富士の撮影に行くことにしました。

今日はどうも山中湖のママの森あたりのようです。



これまでママの森でダイヤモンド富士の撮影はしたことがありませんでした。

駐車場が離れているので、歩道をだいぶ歩いて行かなければなりません。


待っているのが寒いだろうな?



これまでの経験でダイヤモンド富士の時期は駐車場がすごく混みます。

少し早い時間に入ることにしました。



↑ママの森の下からのダイヤモンド富士です。

ちょうど富士山の真ん中近くに太陽が沈みました。









(15:06)

撮影場所はあの人がいるあたりのようです。

湖畔を歩いて来るときはものすごい寒さでした!







すでに何人かカメラマンが来ています。

この寒さの中を午後4時過ぎまで待っているのでしょうか?


私も待っていられるだろうか?






(15:56)

この時間は、太陽はこのくらいの位置にいました。







(16:09)







(16:13)

太陽が山頂にかかり始めました。

このころ湖の左側から遊覧船が近づいて来ました。

近くの人の話だと、ダイヤモンド富士を撮るための遊覧船だそうです。







(16:17)

ダイヤモンド富士になりました








(16:17)







(16:17)







(16:17)







(16:18)

太陽は山頂に沈みました。







(16:08)

ダイヤモンド富士を撮影に来た人や、見に来ていた人たちです。

こんなにたくさん来ていたとは驚きました!

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