「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

来年のお茶会の準備スタート

2011年10月11日 | お茶三昧

今年の一月に開催の場所を確保し、来年の五月に開く茶会の準備を、
いよいよ今日スタートしました。

同じ思いの仲間三人で始めた「好風会」の第二回茶会です。
茶事も大寄せの茶会も、稽古何十回分にも匹敵する最高の勉強の機会です。
社中の方々のためにも、私としても、
いよいよ始まったと身の引き締まる思いです。
あれやこれやと考え始めて、今日はちょっと興奮しています。

一回目にたくさんの時間をかけて作り上げたマニュアルがあるので、
今回は少し余裕もできましたが、
一人でやる会ではないので、お互いに迷惑を掛けないように、
良く話し合って進めなくてはなりませんので、
そろそろスタートを切る時期と、最初の集まりを持った分けです。

茶会の場所は同じですが、濃茶席、広間の薄茶席、立礼席の分担を、
ローテーションで回します。
前回濃茶席を担当した我社中は、今回は広間での薄茶席です。
初釜が済めば、五月なんてすぐやってきてしまいますね。
その日に気持のピークに持って行けるように、頑張りましょう。

ところで、
昨日は「般若心経と茶道」という講義を聴きました。
講師の先生は、東洋大学名誉教授の河波昌先生です。

とても良いお話でした。
仏教思想がご専門の先生ですが、
難しい内容を「なるべくわかりやすくお話しします」とおっしゃって。
茶道の実践のもたらすものの素晴らしさを、教えていただいたような気がします。
何処までそれに近づけるかはわかりませんが、
一生かけるに値するものに身を置く幸せを感じてしまいました。

先生は最後に、
「茶道は、時代の最先端を行く実践である」
という言葉で結ばれました。
これからの私のお茶三昧に熱が入りそうです。
その先に見えてくるものを追い求めながらの。