「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

久しぶりなので、夢を見ました

2011年10月16日 | お茶三昧



夏に頂いて鉢植えにした「フジバカマ」
やっと小さな花芽がつきました。
今年の秋に間に合ったみたいですね。



大震災以後半年ほどお休みしていた方が、
今月からお稽古に復帰されました。

あまりの嬉しさからか?はたまた久しぶりの緊張感からか・・
前日に夢を見たそうです。

稽古場の様子が全く違っていて、
お点前もすっかり忘れていて、
途方に暮れて、隅の方で小さくなっている夢だったそうです。

可哀そうにね。

でも来てみると何も変わっていなくて、
お点前も思っていたほど忘れていなかったとホッとしていました。

そうですよ。
変わらないで待っていることだけが、
私のできることですからね。


大震災があって、いろいろとがんがえることもあり、
人生観にも影響があったとか。
まだお若い方ですから、きっとそうだと思います。


久しぶりのお点前とおしゃべりを楽しんで、
「やっぱりお茶はいいですね。ここは落ち着きます」
と言って帰られたので、私もホッとして嬉しかったです。






壺が割れました

2011年10月16日 | 日記

今日突然の物音に飛んでいくと、廊下の隅に下げてあった額が落ちて、
その下に飾ってあった壺が割れてしまいました。
粉々と言っていいような割れ方でした。

母がよく花を活けていた壺で、私も気に入っていた壺です。

お稽古の方が身支度をする場所の近くだったので、
人がいたら、破片が飛ぶような距離でした。
朝早くて、誰もいなくてホッとしました。

あの三月の地震の時も落ちなかった額ですが、
その後ちゃんと点検をしなかったのがいけなかったのでしょうね。

こんな時私はいつも思います。
何かの見代わりだなと・・・
最近少し浮かれている私に、
「落ち着かないと危ないよ」と教えてくれたのかなと。
母の思い出の壺だけれど、壺で良かったと思うことにします。

今年も後二カ月ちょっと。
落ち着こう・・落ち着こう・・