
膝が抜けて、もう着られなくなった着物で作っ小物です。
私が作りましたと言いたいところですが。
活用してくださいと差し上げた方が、その一部をこんな風にして、
プレゼントしてくださいました。
若いころは、数寄屋袋作ったり、
練習用の古帛紗を作ったりもしましたが、
今は取っておいてもいつ活用できるかわからないので、
お仲間と古着でいろいろと楽しんでいらっしゃる方に、
活用していただこうと差し上げています。
今年になってもう4~5枚そんな着物ができました。
膝が抜け、裾が切れてもほかの部分はきれいなのですもの。
洗い張りをして仕立て直し、何度もクリーニングをして、
何十回も稽古着としても活躍しましたから、もう満足ですね。
一番気に入っていた着物は若い時に作って、
三十年間、外出着を引退してからも活躍しました。
「ご希望のものを作ってくれるそうですよ」
と言われ、そんなそんなと思いながら、
「巾着を一つ」と答えてしまいました。
長年愛した着物の思い出を残しておくのもいいですね。
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