
「赤毛のアン」に刺激されてか、
もう一つの青春がよみがえったようだ。
「マルテの手記」
私の聖書かもしれない。
筋のない物語の中のたった数行が、
私の生きる指針のように心にいつもある。
でもそれは何時しか時を経て、
マルテの言葉ではなく、私の言葉になってしまっている。
私の表現になってしまっている。
詩人リルケが散文として描いた手記の、
その胸に突き刺さるような言葉は、
いったいどんなことばだったのか・・
どのような流れの中だ発せられたのか。
多分突然だったと思う。
そして私は「ああこれだ」と感じたのだ。
その突然を確かめたくて、
今もう一度手にしている。
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