日本橋に「花筥 -HANABAKO-」というお店があります。
個性的な篭と素敵な裂地が見つかります。
先日茶入れの仕覆をお願いして、出来上がったので、
早速取りに行きました。
期待していたとおりに仕上がっていました。
初お目見えの時まで、まだ姿は内緒ですが。
店内には面白い、魅力的な竹製品が飾ってありますが、
皆ちょっと手の出ないものばかり。
そこに籠花器を下げた透明な垂發を見つけました。
垂發といえば、竹や木などでできている物がほとんどですね。
その物自体が風情のあるものもあります。
この垂發は、透明のアクリル板でできています。
少し無機質な感じになりますが、
壁の色と溶け合い、花や花器を浮き立たせるようにも思います。
これは何かの時に使えると、手に入れてみました。
ちょっとかけて、調子を見て見ました。
篭を下げたらまた感じが違うかもしれませんね。
こちらのお店のオリジナルのようですので、
アクリルといえども、しっかりと丁寧にできていて、
それなりのお値段ですが。
篭は手に入れられないので、せめてこれをと。
11月も目の前。
さすがに涼しくなりました。
汗をかかずに着物で動ける。
それが何よりです。
これからは大いに着物で出かけようと思います。