例年ならば、早く涼しくなってほしいと願うところですが、
今年は夏がまだ完全燃焼していないようで。
今日の暑さが嬉しくもありというのは勝手な思いでしょうね。
夏にもう一花咲かせてほしいと、
短冊も瀧に画賛の「白雲自去来」です。
この言葉は、「青山元不動 白雲自去来」の後半ですが、
両方を合わせると、
「周りのことにとらわれ右往左往することなく、わが道を貫き通せ」
ということでしょうか。
稽古の時はいつも、
「私はこの様にとらえていますが、皆さんはどのように」となりますが。
一時、自分を振り返って見ることができますね。
お盆休みの間に、今年はじっくりと本を読み、
涼しいから食欲も落ちず(食欲が落ちるということはほぼないのですが)
家でのんびりと過ごしたせいか、体に悪い事が起こりました。
なんと、体重が最近見た腰のない数値を示しました。
つくづく毎日忙しく稽古をしたり、出歩いたりしていたほうが、
体には良いとわかりました。
小人閑居して不善をなすとはよく言ったもの、
「閑居」とは精神的にもあまりよくないようで、
いろいろと余計なことに考えが向いてしまいます。
忙しいからこそ、空いた時間が何倍も価値があり、楽しいものです。
まあ忙しすぎるのは困りますが。
というわけで、今日から月末まで、
皆さんと毎日お茶で過ごす時間をとてもありがたく思います。
そしてもう数日で良いですから、夏らしさも楽しみたいです。