「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

植物の生きる力に

2020年04月14日 | 日記

養生を頼んだ、二年目の胡蝶蘭です。
少し前の写真ですから、今は花ももう少し開いているでしょう。
こんな時でなければ、きっと運んできてくれるでしょうが、
外出自粛の今、弟の手元で愛でてもらっています。
弟一家も、コロナにかからないように戦っているようです。

去年の入院騒ぎで、
半分ほどに減ってしまったベランダの鉢植えですが、
生き残った七種類の草木が今、日に日に、
芽を出したり、枝を伸ばしたり、葉を茂らせたりしています。

細長いプランターに間を空けて植えていた二本の苗。
去年の秋の茶事で使ったフジバカマですが、
小さな植木で亭主役の人が手に入れてきました。
花だけを使ってそのまま置いていかれたので、
来年もまた使えますようにと、プランターに植えました。

年を越して苗は、そのプランターと、植木鉢に分けられて育っています。
分けたのは、二株植えたためか、弱い方が負けそうになったからです。

今は強い株はこんなに大きくなり、弱かった株も、


一人部屋で命びろいをしています。
きっと強い方が赤いフジバカマで、
弱かった方は白だと思います。
夏を越えて花を咲かせる日を心待ちにしています。
その時が初陣茶事だった社中の方に、
一鉢プレゼントして差しあげられたらと思っています。

これから夏になれば木槿が咲くかしら。
(これが一番 芽を出すのが遅かったのですかが一番強い)
もう何年も楽しませてくれています。
そして秋には秋明菊が開いてくれるでしょうか。


数少ない植物ですが、毎日ベランダ庭の散歩に楽しみをくれています。
足がよくなったら新しい植木をと思っていたのに、
この一~二年で、近くの植木屋さんや花屋さんが廃業してしまいました。

この植物たちが咲くころには、
コロナ騒ぎも収束していることを祈るばかりです。