機動画報日誌 Mk-Ⅱ

英 浩史の日々徒然を記すブログ

平々凡々

2008年05月18日 | チルドレン
 どうもです。

 「絶対可憐チルドレン」第7話。エスパー能力を無効化する機械とか、
エスパーという存在そのものを排除しようとする過激派組織とか
“エスパーが普遍的に存在する社会”の負の部分を扱ったエピソード
です(*1)。
 内容が内容だけに、基本的にはシリアスな重い話で、チルドレンたち
の将来に深く関わってくる兵部京介とか、エスパーに悪意を持つ(文字
通り)「普通の人々」に対する薫の言動とか、後々のエピソードへの
前振りっぽい描写はあるんですが、ところどころで中途半端に入る(いや
原作にもちゃんとある台詞とかシチュエーションとかなんですが)コメディ
シーンが微妙に興を削ぐというか何というか。
 とりあえず、「復讐っちゅう料理は冷めたてからが美味しいんや・・・」
辺りはともかく、忘れられていたヘリのパイロットに「・・・・助けて」と
言わせる必要はなかっただろう、と。
 正直あれで、薫の涙のインパクトがかなり削がれた(というか台無し
になった)気がするんですが。

 あと、薫が怒りのあまり暴走するシーンで、“レベル7の定義”を持って
来ても良かったのではないかと。原作ではもっと後のエピソードで出て
くるモノではあるんですが、今回ここで出してもよかったんではないかと
思ったり。少なくとも、千里と将の関係修復ネタを早急に片付けてしまう
よりもこちらの説明の方に尺を割り振った方が良かったんではないかと。


 ところで。

 ゼロを「夫」呼ばわりしたり、自分を新妻と言っておきながら、C.C.や
カレンの手を取って「私たち三人官女みたいですね」ってのは、いかが
なものか思うのですが >神楽耶さま
 お内裏さま(=ゼロ)のお雛さまになる気はないのですか、と。

0514 C● 4-2    .676 ① -2.5
0515 C● 5-2    .684 ① -3.5
0516 S● 8-5    .692 ① -3.5
0517 S● 3-0    .700 ① -4.5
0518 S○ 2-3    .683 ① -3.5
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  *1:「ゴーストスイーパー」という存在が国家資格士として社会的に認知されている
    世界観に基づいた、ちょっとした日常の中に顕わされる小ネタとか、椎名高志
    氏の世界観描写には、“モビルスーツが存在する宇宙世紀”で(事実上の)二次
    創作をやっている自分としては、勉強になることが非常に多かったり。それ以前
    に、そういう理屈抜きで氏の作品は面白くて好きで、個人的にはハズレだった
    ことがないんですけどね。