機動画報日誌 Mk-Ⅱ

英 浩史の日々徒然を記すブログ

二人のデスラー

2019年01月23日 | ガンダム
 前回のラストからすると今回、古代はヘルメットに掠る形で頭を
撃たれて気絶していた、ということなんでしょうか? まあ、銃弾
を受けた衝撃で脳震とうを起こすくらいのことはあるかも知れない
けど、斎藤や永倉もいて全員が捕まっているっていうのはどうなん
だろう? あの《テレサの部屋》のすぐ外に、アベルトの親衛隊
とかが待機していた? それならそれで、古代がアベルトの背中に
銃を突きつけた時点で出てくるよなァ。

 結局ランハルトは、デスラー体制復活を目論む守旧派の神輿では
なく、その神輿を装って守旧派に近づき、黒幕を引きずり出す
情報部の潜入工作員だった、ということですな。とはいえデスラー
の血族で、(アベルトが死んだと思われていた時点で)復権した暁
には総統として推戴されることになるランハルトに、黒幕が誰なのか
知らされてない、なんてことあるんでしょうかね(*1)。
 しかし、そのための準備も整え、やるべきことも決まっている
のに迷っているというのは、守旧派摘発と何を両天秤に掛けての
ことなんでしょ? アベルトが出てきて予定が狂った、ということ
はこのままアベルトに付いて(守旧派とは別に)デスラー体制を
再興したい思いもあったとか、そういうことなんでしょうか。
 それも結局、テレサの啓示で自分の思うところに従うことにする
訳ですが《大いなる和》って・・・・。《(ズォーダーの定義する)愛》
に対するアンチテーゼということなんでしょうけど、何ていうか・・・。
巧いこと言ったつもりなんですかね。
 あと、ランハルト(キーマン)を、「その感情が宇宙を滅ぼす」
とか何とか言ってミルが撃つ必要ってあったんでしょうか。よく
解からないんですが。

 デスラー艦から離脱したものの、撃たれた傷のために不時着水
するキーマンを救出するのに、なんで山本玲が(*2)? しかも
コスモタイガーⅠで行っても助けられないだろう?と思っていたら、
ああいうギミックがあったとは・・・(困惑)。流石に、このためだけ
に設定されたものではないとは思うんですけど・・・どうなんです
かね。


 ところで、今までも薄々感じてきたことですが、今回のエピソード
でますます「徳川機関長は何か役に立っているのか?」という疑問
が強くなってきているんですが。

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  *1:『2199』でのデスラーの《乱心》の理由を説明してましたけど、これは当時
    の時点で定まっていたことなんでしょうかね。バレラスタワーの素性とか、
    デスラー艦の目的とか、いかにも後付け臭い感じですけど。
  *2:まあ、山本は『2199』でもメルダとの友誼がありましたし、ガミラス人との
    相性は良いのかも。古代が森雪と結ばれるのは《既定路線》ではあるし、
    《古代に振られた》山本はキーマンと《そういう関係》になりそうな雰囲気
    ですな。
    ところで、山本ってスポーツギア関係のメーカーとイメージキャラクター契約
    を結んでいるらしいですな。『2202』全体ではなくあくまで山本玲個別で。
    だから新見薫や原田真琴のように退場もしないし、パイロットが必要ない
    場面でも顔を出していたんですかね。今回の救出劇も、山本を一定程度
    活躍させる契約に基づくものだったり?
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