オーガ再び

どうもです。

　エントリーの時点ではステージや対戦相手は不明で、ＧＢＮ（の
運営？）がランクなどを勘案してマッチメイクするバトランダムは
非常に面白いと思うんですが、チーム百鬼のプロフィール（SS×１、
Ｓ×１、Ａ×２、Ｂ×１）を見る限り、ランク的に釣り合ってない
気がするんですが、どうなんでしょうかね。
　勘案部分は建前で、ホントにアットランダムに組み合わせが
決まっているのか、それともいつの間にかリク達がランクＡ前後
まで上がってきているのか。

　ドージがブレイクデカールを使った場合、オーガなら自分でケジメ
をつけようとするだろうし、そうした場合、ドージは恐らく兄に抵抗
できないと思うので、煌･ギラーガvsオーガＧＮ-Ｘという展開にする
ためにはデカールの影響でガンプラが暴走するという設定が必要
になってくる訳で、シチュエーションが先か設定が先か？という
ところなんですが、デカールがＧＢＮ世界に引き起こすバグの
度合い？が、回を追うごとに深刻なものになっていくようで。
　（軽微な）バグの蓄積によるものなのか、それともデカール自体
がバージョンアップしていっているのか･･･？

　オーガvsリクから煌･ギラーガの暴走、協力しての鎮圧という流れ
は想定の範囲内で、リクのトランザムに対する立ち位置がどう
なるかというところに興味があったんですが････まあ、真っ直ぐな
子ですな、リク君は。
　対するオーガも、ただただ《熱い勝負》がしたいというのが軸に
あるキャラなので、リクが「トランザムは使わない」と宣言した時は、
てっきり「だったら自分も使わない」的なことを言って勝負に入るか
と思いましたが、アッサリ使いましたねェ。自分が有利な状況での
勝負は、決して《美味しい》ものではないと思えるし、死闘の果てに
トランザムを使わざるを得ない状況にリクを追い込むかとも思って
いたんですが。
　そういう流れから、オーガがトランザムを使うのは煌･ギラーガに
追い込まれて、まさにオーガ自身が使わざるを得ない状況に
なってからでもよかったような。

　ドージの不安は結局、手前勝手な杞憂というか一人相撲だった
訳で(*1)、チーム百鬼の皆もドージのことをちゃんと見ている、と
いうことらしいんですが、だったら、アバンのやり取りはもうちょっと
何とかならんかったのかな･･･？などと思ったり。敢えて偽悪的な
物言いをするメンバー達という（チームとしての）性格づけがある
のは解かるんですが、それを差し引いても、あれではドージが
委縮して精神的に追い詰められて、ブレイクデカールに手を出して
しまうのも仕方がないよなァ、とは思う訳で。そういう物言いを
受け流せないドージの子供っぽさ(*2)というか、弱さには同情
できないんですが。

　ブレイクデカールの普及（と言っていいのかどうか？）に従い、
バグによるものなのかマスダイバーの攻撃（あるいは暴走）に
よるものか、第七機甲師団のエース級が壊滅するという事態に
及び、ＧＢＮ世界自体が危機ということで、次回以降、チャンプ他
トップクラスのダイバー達が連合して対策に当たるようで。
　前回まで観てきて、なんとなく「展開が早いなァ･･･」と感じて
はいたんですが、今回のトレーラーを見てあらためて早いと感じた
訳で。こういう展開はもうちょっと後、少なくとも第１クールの
クライマックス(*3)になると思ってました。この《有志連合編》って
そんなに尺を食う予定なんですかね？

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　　*1：チーム内でコンプレックスを抱え（チームメイトはそんな事を思っても
　　　　いないのに）負い目を払拭することに気が急いて、精神的に追い詰められ
　　　　て、ついブレイクデカールに手を出してしまう･･･という意味では前話の
　　　　ステアとあまり変わらない訳で。そうなると前回のエピソードって必要
　　　　だったのかな？とも思ったり。
　　*2：まあ実際、リク達とそう変わらない子供なんでしょうけど。
　　　　何となく、いま旬な話題（苦笑）の日大アメフット部を思い起こさせます。
　　　　ただこの場合、監督やコーチに当たる人間が誰もいないんですけどね。
　　　　まあ、忖度を強要して実行させ、そのうえで梯子を外せる人間がそうそう
　　　　いるとは思いたくないですが。
　　*3：正直、ブレイクデカールの騒動とそれを鎮めるのに26話使うと思っていた
　　　　部分があるんですが、前半戦で片を付けてしまいそうな勢いですな。
　　　　だとしても、第13話を後日談（プラス後半戦への前振り）に費やし、総力戦
　　　　を前・後編（11話・12話）でやるとしても一週間は早い訳で。

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