機動画報日誌 Mk-Ⅱ

英 浩史の日々徒然を記すブログ

〇関ヶ原

2017年09月10日 | 映画
 ・・・・・・何なんでしょうかね? 他人に対しては批判的に言及する
言動を(過去に・・・ってことならまだしも)現在進行形でやらかして
おいて、自分は何も批判されないって思える神経が理解できません。
 とはいえ、明白な国籍法違反をやっておいて党代表を降りるだけ
で済むのに、不倫疑惑で離党(今後の展開によっては議員辞職も?)
しなきゃならないってのは、少々不公平にも感じますな。

 あと、事実はどうあれ本人は強く否定しているのに、擁護している
《文化人(笑)》や《有識者(笑)》が「ちゃんと仕事していれば(*1)
プライベートで何していてもいいじゃないか」とか《不倫ありき》で
物言っているのが、ホントに擁護になっているのか疑わしくて面白い
んですけど。

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どうもです。

 司馬遼太郎の原作小説を映画化したもので、タイトル通り関ヶ原の
戦いを巡る人々の生き様を描いた映画ですな。佐吉が鷹狩りに来た
秀吉に茶を振舞うところから(*2)関ヶ原で敗れた三成が三条河原で
斬首されるまでが描かれる訳で、小早川秀秋の《裏切り》に関して
史実?と異なる解釈がされていたりして、基本的には面白く観ること
はできたんですが、致命的とも言える問題点がありまして。それは
一方の主役とも言える徳川家康が(『清州会議』の)柴田勝家(*3)など
に見えなかったのに対して・・・

 石田三成が黒田勘兵衛にしか見えない

というもので。「何を演ってもその役を演じている本人にしか見えない
木村拓哉」ほどには酷いものではないと思うんですが、声色とか
髭の生え方とか、もう少し変えることはできなかったのかな、などと
思ったり(*4)。

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  *1:件の女性議員って、何か《実績》と言えるような仕事したんですかね?
    《日本◎ね》ブログを紹介して新語・流行語大賞を取ったことかな?
  *2:厳密には、司馬遼太郎がこの物語を書き始めるきっかけを、少年時代の
    経験を基に語るところから、ですかね。
  *3:まあ、三谷幸喜作品に出演する役所広司は特に「本人はいたって真面目
    に振舞っているんだけど、ピントがずれてるから端から見るとただただ
    寒いおじさん」であることが多いってのもありますが。
    重ね着で肥満を表現しているのかと思っていたら、湯浴みのシーンで裸を
    (というか下腹を)晒す場面があって、けっこう「だらしない肥り方」を
    していたり。もしかしてあれは、島左近(平岳大)の顔の刀傷のような
    VFXだったりするんでしょうか? それともこの映画のために(『キャスト
    アウェイ』のトム・ハンクスのように)食事調整などで作り上げたもの
    なのか、ただ単に役者自身の「素」なのか、果たして・・・・?
  *4:鎧装束など、考証に従って全く違うものを着ているでしょうし、『軍師
    勘兵衛』と『関ヶ原』ふたつ並べて比較したらけっこう変えているのに・・・
    なんてことになる可能性もあるんですが。

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