私の名前は〇〇〇〇
本能に生きる女
また夜がきたわ
体中の血が騒ぐ
いつもならこんなに高くジャンプしないけれど
今日は自分を抑えきれない
高く飛べそうな気がするの
60cmのサークルを飛び越えて私は自由の身
部屋の中を散歩するの
いつもの眠る時間
お母さんが電灯をけしたけれど
私は外に出たいの、お外に出して
ゲージをガジガジしてアピールするの
お母さんが起きてきて頭を撫でてくれる
大好きなパイナップルを食べて満足
お母さんが布をかけて戻っていくわ
暫くたって、今度はペレットをまき散らすの
ペレットのエサ入れの中に前足を入れて、ガサガサ ガサガサ
何回もお母さんがやってきて、構ってくれるから嬉しいわ
朝の3時
お母さんが私の所にキャリーバックを持ってきたの
私は嫌な予感がしたわ
だってこれに入れられたらドライブに連れていかれて、大嫌いな爪を切られるんだもん
お母さんが新聞配達の人に挨拶しているのを聞きながら、私はキャリーバックの中で怯えていたの
でも車は動き出さないまま
キャリーバックの中には、私の匂いのついた布が敷いてあるから安心だけど、私は車の中で一人
自分の縄張りではないから大人しくするわ
朝の6時
お母さんが私を迎えに来てゲージに入れてくれたけど
あ母さん 私に水を与えるのを忘れてたわね
おかげで喉がカラカラよ