駐車場で二回上から落ちてきた白い羽根。
家に持って帰って、洗って机の上においていた。
ふわふわしていて手触りがいいので、時々触っていたけれど、今はどこかにいってしまった。
ある日 美容室で雑誌をみていると、白い物体をひろった主人公がふわふわした物体を可愛がって、
エサまであたえているマンガが掲載されていた。ふわふわした物体は、主人公に可愛がられてエサを与えられると段々大きくなっていった。主人公は職場で同僚から仕事を押し付けられたり、上司から理不尽な扱いを受けていた。
そんな主人公が、最大のピンチを迎えた時に、彼女を助けたのがふわふわした物体、ケサランパサランだった。
私が見つけた白い羽根。
その時は、ケサランパサランの存在を知らなかったけれど、もし知っていたらどうしただろうか?
もしかしたら、これがケサランパサランだと思っただろうか?
ケサランパサランを見ると幸せになる!
時々 白い物体が空から落ちてくるのを見かけるときがある。
下を向いていたら、白い羽根や黒い羽根が落ちていることに気付くけれど、落ち込んでいたり疲れているときこそ
上をむいていると、きれいな虹がかかっていたり、きれいな夕日が出ていたり、幸せになれるケサランパサランを見つけることが出来るかもしれない。