市村清ストーリーから一部抜粋と要約
学業優秀だった清は、難関の中学校に合格するも途中で退学してしまいます。
清は29歳の時に独立開業し3人の店員を雇います。雇った14.5歳の少年たちは高等小学校を出たばかり。
しかし人を使う立場になって清が最初に考え、実行したことは、彼らを心から優遇することでした。少年時代の悲しい屈辱的な出来事を忘れていなかった清。「中学も大学も中退し、どうにかここまでやってきた自分が本当に仕事を大きくしていくためには、使用人が心から強力してくれなければできるものではない。使用人は事業の協力者だ」ということを清はこの時から信念として実行しました。
労働者は事業の協力者だ!と思っている経営者は、どの位いるのだろうか?