職場の忘年会の席で話した女性。離婚していた事は人づてに知っていたけれど理由はわからなかった。何気なくどうして離婚したのですか?と聞いたらドメステイックバイオレンスが原因と言われた。DVの被害者は周りに言わないので私に話したのでちょっと驚いた。新婚初夜から物を投げるというDVが始まったそうだ。抵抗すると倍になってかえってくる。子供もいなかったし、DVは治らないとわかっていたので離婚したそうだ。付き合っている時どんなにお酒を飲ませてもわからなかったそう。彼女は結婚生活が地獄だったから男性恐怖症になったと私に告げた。仕事をしている時は穏やかで男性とも普通に冗談を交わしているのでそんなことが昔あったなんて全然思わなかった。今の職場の男性はみんな優しいから男性恐怖症は治りつつあるという。でも心の中の傷はまだ癒えてなさそう。再婚したい気持ちはあるみたいだけれど次もDVをするような男性だったらと怖がっているのがわかる。私は皆がDVをするような男ばかりではないからと言葉をかけるしか
なかった。
なかった。