玄関と勝手口の段差の解消の為にスロープと手すりを作り、部屋の壁紙が古くなったので貼り付けたり、襖を張り替えたり、門柱が壊れたらセメントで付けたり、台風のせいでモノが飛んできて外壁に穴があいたらそこをモルタルで塗ったりと、実はモノづくりが好きなのかなと思っていた私。今まではどちらかといえば建築系だったけれど、今日出来上がったのがアルミニウムを加工した灰皿。初めて自分でバンドソーを使ってアルミニウムをカットして、Gコードを使ってプログラミングをした。最初ターボキャンバスを使って工具の動きを見た時には、加工品に工具が埋まって全然動きもしなかった。私がマニュアルを無視してプログラムを作成していたせいだったけれど。
それから何度もプログラムを見直し、X,Y,Zの座標の位置を確認していく。モーダルにならないように、同じ座標の位置を続けて書かないように。何度も何度も訂正しながらやっと今日マシニングセンタで加工することが出来た。マシニングセンタを動かしている間に、加工品がズレたらどうしよう。工具は折れないだろうか。心配しながらも最後は削り残しもなく綺麗に加工出来た。指で触ってみるとすべすべで綺麗に光っている。苦労して作り上げた機械での私の作品第一号。
喜んでいたのも束の間。マシニングセンタの工具が残っていることに気がついた。工具を収納するプログラムを入れ忘れていたのだ。今まで自分のプログラムが一番怪しいと思っていたけれど、やっぱりどこか抜けていたのね・・・