今年公共機関を使って、長距離での通勤を初めてしてみて、『やっぱりこれは疲れるわ』と思ってしまった。
朝早く起きて、残業したらみんなが帰る時間と被っているのか、満員で座れなくて自分がおりる場所まで、立ちっぱなし状態になってしまうこともあった。
夏場は暑くて疲れているせいもあって、降りるべき場所で寝ていて、アナウンスでハッと気付いておりたこともあった。
一部の人は、満員電車で押されたり暑さのせいなのか具合が悪くなり、途中で搬送されてしまう。
ダイヤ通りには運行されないことがある。
そして気付いたのが、人身事故の多さだった。
通勤で疲れるせいなのか、それとも会社に行くのが嫌になるのか、職場の人間関係で悩みがあるのか、過労死するほどの残業をしているのか、または会社がブラックすぎるのかは不明だけれど、人身事故が結構な割合で起こっている。
なぜ列車なのか?
なぜその選択をしてしまうのだろうか?
私も若い頃は、ちらっと自殺のことを考えたこともあった。
昔 自殺マニュアルみたいな本を読んだこともあった。
忘れたけれど、首を吊ると下からも出てきて美しくない死に方になってしまう・・・
この本には、なにが一番苦しまなくて、綺麗な死に方か書かれていたような気がする。
人身事故に対して、人に迷惑がかかるから、死ぬなら他でやってくれという人達もいる。
列車に飛び込む人の心理はわからないけれど、数年前足を骨折した時凄く痛かったから
列車に飛び込んだら、メチャクチャ痛いということだけはわかる。
この人達は、未遂に終わって生き残った時のことは考えないのだろうか?
ずっと痛い思いをしなければならないのに。
自殺する人には他人にはわからない、絶望感があるのかもしれないけれど、その選択は果たして本当に
最後の選択なのだろうかと、ちょっとだけ考えてもらいたい。
長期の休みあけとかで、自殺者が増えないように、他の選択肢があることや、自分が持っている可能性が未知数であることを知って欲しい。
昔、マドンナのことをある人から教わったことがある。
彼女は田舎から出てきた時の所持金が35ドルだった。
お金もない、住む家もない。
どうやって35ドルから、スーパースターの座についたのかは知らないけれど、自分のやりたいことを諦めなかったことだけはわかる。
最近見たビデオでも、子供の頃割礼を受け、住む家もお金もない状態から、有名なカメラマンに見初められて一流のモデルになったに女性もいる。
私もマドンナ状態になった時もあったけれど、生きることを放棄しなかった。
なにがあろうとも、自分の強運を信じて生きていく。