は行の日記

ははは、ふふふ、ほっほっほと笑って暮らせたら人生幸せです!

雲ノ平トレッキング 雲ノ平山荘~水晶小屋まで

2013-09-27 20:48:28 | トレッキング

雲ノ平トレッキング 3日目

予定では、雲ノ平~鷲羽山~水晶小屋

この日は、雲ノ平周辺を散策したり、鷲羽岳に登ったり

4日間の中では一番ゆったりと時間が取れるはずの日だった

朝起きてみると、外は晴天

窓の外には笠岳が見える

朝食の準備もそろそろかな・・・

山小屋らしい朝食を食べながら

「今日の午後から曇って、明日の午後には雨マークがついている、、、、台風もどうなるかな?」

「稜線で風が強いのも心配だよね」と

最終日は、水晶小屋から烏帽子小屋を通って、またあの急登りを今度は下る

雨で濡れた、大きな石を踏みながら下りるのは、考えただけで膝が震える(涙)

水晶小屋泊りをキャンセルして、少しでも遠くへ行く?

でも、野口五郎の小屋は昨日で小屋締めだと言っていたし・・・・・・どうする?と相談になった

山では早め早めの行動が良いって言うし、出来れば遠くへ(下りの近くへ)行きたいよね

「あのさぁ、雲ノ平から、烏帽子小屋まで行っちゃうってのは無理なの?」と無知なkikiが聞くと

Eちゃんが「そんなことはないよ!」と笑顔で言い切る

一番弱いkikiのこの言葉をまたしても待っていたのかも(笑)

雲ノ平から水晶小屋までが〇時間で、水晶から野口五郎小屋までが△時間で・・・・・と

Eちゃんが地図を見ながらコース時間を読み上げる

それを指を下りながら数えるkiki

「烏帽子まで、10時間だよ、今までだってそれくらい歩いているんだから、行けるか?」とkiki

「台風はどうなるか分からないし、下が晴れていても山は分からないから、中高年の登山は安全策を取った方が良い」とMちゃん

「じゃ、そうするじゃん」とSさん

そんな訳で、一番楽だったはずのこの日のコース時間も、10時間超えのハードスケジュールとなった

気の抜けない3日目

頑張りきるには、まずは食べなくちゃ!と

あまり進まない食を、Eちゃんを見習って、ねこまんまに(笑)して流し込む

お月さんの出ている外

写真が趣味のSさんが外へ写真撮影に出かけている時間を、女三人は

コーヒーにコンデンスミルクを入れて、ここでも栄養補給

6時半に雲ノ平小屋を出る

スイス庭園だったか?ギリシャ庭園だったかな?

雲ノ平というだけあって、こんな高地にこんな広い平らがある

朝日が4人の姿に影を作って、みんなスラっと長身だ(笑)

雲ノ平、さようなら~

山の稜線を歩く人が見える

ズームアップ写真 ↑ ↓

昨日の分岐のあたりかな?

どこを見ても大きな山で

ズームアップした ↑ ん?どこ?

ここを超えて ↓

水晶小屋へ

ごめんなさい、台風が心配だから先を急ぎます

今晩の泊りはキャンセルでとお願いし、代わりに烏帽子の小屋へ、1泊の予約を入れる

(山ではauは全く役に立たず、Mちゃんのドコモだけが頼りなんだけど、電波が届く場所が限られている)

水晶小屋のオーナーさんは、餅屋とんとんさんの常連客さんだと聞いていたので、声をかけると

小屋番のおねえさんが「私は何度か行っただけなんですが、オーナーさんから、とんとんの凍り餅をもらった」

と、見せてくれる ↑

「食べてみたが、どうも上手く調理できなくて、どうすれば?」と聞かれ

その場で、Mちゃんと二人、ああやってこうやってと調理指導(笑)

まさかここまで来て、とんとんの凍り餅に出会えるとは思わなかったわ~

この時点で昼頃だったのだろうか・・・・・・

どこかで計算を間違えたのよね~     と長くなったので続きは明日!


雲ノ平トレッキング 野口五郎小屋~高天原~雲ノ平山荘

2013-09-27 18:17:03 | トレッキング

雲ノ平トレッキング 2日目

野口五郎小屋は、前日の土曜日は60人の満員状態だったとか

日曜日の晩は何人の登山客が泊まったのかはわからないのですが

1畳に1枚の布団、そこに2人寝るのが通常の様ですが

空いている時は、1人に1枚の布団がもらえます

布団一枚いただいて、手足が伸ばせるだけでも、身体の疲れが取れるってものです

外に出て満天の星を見てみたかったけれど、疲れが・・・・・・

星はあきらめて、十分なストレッチをして寝る

熟睡って訳には行かないけれど、ゆっくり身体を伸ばせたから、朝の4時、快調に起きた

ザックの整理をし、朝食を

あらん~ ♡   かわいいハートの目玉焼きです

山小屋もお洒落になったわね 

朝食後、慌ててザックを背負い、ご来光の見えるところまで登る

西の空には月が出ている

小屋を振り返ると ↑ 小屋の方々がご来光の写真を撮っている

いいカメラじゃない上に、ブログ用に画素巣を落として撮影しているので

ボケ写真だけど、それでも雰囲気は出てるかな?

野口五郎小屋を後にして、水晶だけ方面へ足を運んでいると   

今日の工程表です ⇒ ヤマコレ地図 ← ポチっとどうぞ

おぉ~!! 槍だ!!  この山は見えると、思わず感動で叫んでしまいます(笑)

    ↓

写真にすると、こんななんですが、結構感動ものの姿なんですよ

ズームUPすると    ↑ こんなです、名前の通りに尖っていますね

三十数年前に一度登った槍ヶ岳です  その後も、これからも、もう絶対登ることは(kikiには)不可能な山です

ここは一発! 山ガールのkikiさんと記念撮影ですナ!

 野口五郎岳山頂 野口五郎岳  ← ポチっとどうぞ

2924m   

リンクした野口五郎岳のガイドを読んでもらえば分かりますが         ↑

烏帽子から登って、野口五郎、鷲羽、双六、槍ヶ岳と縦走するのが、裏銀座コースと言って

kikiが学生時代に登ったコースです

今回の山旅ですれ違う人の中にも、この裏銀座を目指して歩いている人が結構いました

我々は、雲ノ平ですから、この日の午前中は、ずっと左手にこの槍を見ながら歩きました

お天気はいいです!

こんなところから見える槍もいいでしょ!

表銀座が人がいっぱいならば、秋の裏銀座コースはあまり人とすれ違いません

自分たちだけで、この景色を独占している気分です

前を行く、Eちゃんの後ろ姿です

小柄ですが、頼りになるリーダーです

方向音痴のkikiは、何度も山の名前を聞きましたが、もうわからなくなっている

とにかく奥深い処なので、山の又向こうに山、山が見える  向こうは薬師かな?

 

大きな山とちっちゃなEちゃん(笑)

ワリモ分岐です

ここから雲ノ平まで、直接に行くと2時間ほどらしいのですが

この日の予定は高天原経由雲ノ平

雪がまだ残っています

延々と、これでもかとひたすら下る

途中、こんなに下っちゃっていいものかと不安になるほどの2でした

平らな高天原まで下りて来ました 黒一点のSさんは写真を撮る気満々(笑)

 

水晶池に水晶岳が映る

見えますかな? 逆さまの写真じゃないですよ、池に写った山です

この後、高天原山荘に着いたのですが、写真を撮るのを忘れました

山荘から、20分下ると天然の温泉があるのですが、、、、、、、どうみても温泉へ行っていては雲ノ平山荘まで行きつけない

このまま温泉へ行って、ゆっくり高天原山荘へ泊まって、明日雲ノ平を目指すか=1案

このまま温泉はあきらめて、頑張って雲ノ平まで予定通りに行くか=2案

女三人で、1案のゆっくりコースもいいよねぇ~などと、話し合っていると

少し離れた場所で、それを聞いていた黒一点のSさんの不安そうな顔が見えた

リーダーのEちゃんが

「ここから雲ノ平までは、3時間半の登りだけどkikiちゃん、足の具合はどう?どうする?」と

一番弱い私に合わせるべく意見を聞いてくれる

kiki的には、温泉のだったけれど、さっきのSさんの不安気な顔が気になって(笑)

そこはほれ、まず、人の顔を見て、相手に合わせるのが常になっているkikiは

「私は大丈夫!みんなが行くんだったら、やっぱ予定通りに雲ノ平まで行きましょう」と

その言葉を聞いた途端、Sさんの顔に笑みが

「俺さぁ、雲ノ平山荘に泊まりたかったから、皆が温泉にする?なんて話しているの聞いて不安だったんだ」と笑う

言えなかったんだね、俺は行きたい!!って

Sさんて、本当に優しくて穏やかな人だから・・・・

良かった、彼の夢を奪っちゃわないで(笑)

「さあ、kikiさん。3時間半だよ。これから爺が岳登ると思えば着くから」と山経験の豊富なMちゃんが

励ましているんだか、不安にさせているんだか(笑)

若い頃に、どこぞの岩でロッククライミングの訓練をした後、午後から爺が岳を往復したと、武勇伝を語るMちゃん

ちなみに 爺が岳 ← ポチっとどうぞ とは、この辺の中学生の集団登山で1泊で登る山です

えっ、朝の5時から8時間も歩いて来たのに、ここから爺が岳かぁ・・・・・・

体力はもうみんな限界に近い、疲れているのはみんな同じ、ここは気力で乗り切るしかない 

雲ノ平に向かってひたすら登っている間に、後ろから来た若者♂から、石鹸の爽やかな香りが~

「先ほどすれ違いましたよね」と石鹸の♂

「えっ?」と我々

「だって、、、、、、、さっきすれ違って、もうここまで登って来たの?」

「はい、温泉に入ってきました」と石鹸♂

なんでも、雲ノ平にテント泊するとかで、雲ノ平から一走り、温泉に入りに高天原まで往復したらしい

(ー_ー)!!  我々は、温泉断念して登っているのに・・・・・

「おにいさん、元気ね、どう筋力アップに荷物1つ持って登らない?」と言う

(石鹸とは程遠い匂いがしたかどうかは不明だが=笑)おばさんに

「いえ・・」と一言言って、爽やかな笑顔と石鹸の香りを残して、若者はすぐに見えなくなった 

年を感じたひと時でした

おじさん1人とおばさん3人の一行は、また爺が岳雲ノ平目指してひたすら歩くのでした

歩き続けていれば、必ずいつか着く  

雲ノ平です   山を眺める男の背に哀愁が(笑) この人の夢を奪わないで良かった~

夕日がだいぶかしがってから見えてきた雲ノ平山荘

新しく立て替えて5年くらいだそうで

受付もきれいです

さっそく、記念のバッチを買っている、夢が叶ったおじさん(笑)

ご苦労さん!本当に良くやったよ私たち!!

ここの夕飯は、粕汁の鍋でした

疲れた身体が温まって、旨かったよ~!!

建物内でガスを使って良いとのことで、雲ノ平まで運ばれて来たココアをいただく

室内はクラッシック音楽が流れ、ホールにはギターが置かれ

スタッフはみんな若い・・・・・・そう言えば

今日一日、イケメンの若者には何人か行き会ったが、、、、、、、

山ガールもまれに居たが・・・・・・・・

おじさんの単独行も時々で・・・・・・

そういえば居なかったじゃないか!どこにでもいるおばさんが・・・・・・・

雲ノ平はどのコースを登って来ても、よほどの健脚(走るくらい)でない限り、2泊かかる奥深いところ

おじさん、おばさんにとっては大変なコースなのだなぁと、この時改めて感じた

19歳で、雲ノ平を夢見て・・・・・・・・三十数年後のこの日に、念願かなって来られた雲ノ平

Eちゃんが「kikiちゃんが、雲ノ平が夢なんだよねぇとつぶやいた時、私もそう!ってうれしくって、この計画をした

本当に来れたねぇ」と涙ぐむ

涙が出そうなのは、それこそ私の方で、つぶやいたことがこうして現実になるなんて・・・・あの時は思っても見なかった

みんなに荷物を持ってもらって、元気づけてもらって、そうして来れた雲ノ平

興奮して、この晩は眠れそうもない----------明日はどんな一日になるのだろう

 

 


宇奈月温泉へ

2013-09-27 08:03:23 | 健康&節約生活

山から下りて、翌日にお客様が泊りで1泊、その翌日が夜勤のお仕事で・・・・・と

何日か前のブログに書きました

だから、山は3泊4日だけれど、6日間が登山のつもりで頑張りますとも書きました

が・・・・・・登山前夜、夕方になって、やっと新しい携帯に替えて、連絡した先の、ひよこさん

「台風が近づいているから、安曇野行きは残念だけれど断念するわ」と

確かに台風はあったけれど、そんなに大事になりそうにも無かったから・・・・・・・来れたかも

きっと、やさしい、ひよこさん、風花さんのことだから「kikiさん、大変そうだから今回は止そう」って相談してくれたんじゃないかな?

ごめんね、ひよこさん達の予定の方が先が、そこへ延期になった登山が入っちゃったから

と、毎度のことながら、前置き&言い訳が長くなっていますが(笑)

登山を6日間していると思って頑張ろうと言い聞かせていた身体は、素直なkikiさんのことですから(笑)

頑張ってしまって休めそうもないのです(笑) ぽっかり空いた2日間

登山から帰った日の夜

「ねえねえ、明日さ、台風大したことなかったら、どこか温泉へでも行かない?」とkiki

「いいけど、大丈夫なの?」とダンナ

「家に居ても、バッグ作るほどの気力はないし、ただ寝ちゃいそうだからさ。いつもの近間の温泉じゃつまらないから・・・・・・

諏訪とか、、、、少し遠目に」

そう言って、リュックを片づけ、洗い、干し

靴も洗って・・・・・・と普段だったら翌日にしかやらないことを、今回は体がまだ頑張っているので、下りたその日にした

kikiにしてみれば、すごく!すごい!こと!なんだけど

フルタイムで働いている、他の3人は登山の前日も翌日もお仕事なのです

みんなに出来て、kikiが出来ないわけがないと、今回は自分の甘さを見直すいい機会だった

そんな興奮した頭と身体で、眠りについても熟睡は出来ずに

翌日(昨日のこと)山小屋でと同じ時間、5時前には目が覚めてしまった

毎日の日課となっているウォーキングを終えたダンナが帰って来て

「新潟の方へ刺身でも食べに行って、温泉に入って来ようか」と

そこでやって来たのが ↑ 富山の"きときと寿司"

疲れ切った身体に、寿司飯の酸味と、暖かいカニ汁の旨かったこと

食べた後は温泉にと、向かった先は宇奈月

向こうからトロッコ列車が走って来ます

昔、バスツアーで来て、あれに乗ったことがあるなぁ

この景色の前にあるのが、 ↑ 

そんなに大きなお風呂ではなかったけれど、露天風呂が大き目で気持ち良かった

ポチポチと少しあたる雨もまた心地よくて、ゆっくり身体を伸ばす

アルカリ泉だから、お湯も少しぬるぬるしている

温泉の後は、やっぱ牛乳でしょ~

アイスクリームは、コシヒカリソフトと、塩ソフトとあったけど

富山の深層水塩を使用した、塩ソフトにした

景色を眺めながら、食べる

帰りは、どこかで刺身でも買って行こうと思っていたのですが

雨脚が激しくなり、このまま帰りましょうということになった

6日間登山モードの緊張が解けない身体と頭を、今度は温泉に入ったらリセットと言い聞かせて来たので(笑)

帰りは、寝る気満々で持って来た毛布に包まれて熟睡

家に帰ると、昨夜は寒かった

山で食べたラーメンが美味しくって、kikiの昨夜のご飯はカップ麺

キムチラーメンに更にキムチを載せて(笑)

春になってしまいこんだ湯たんぽを持ち出して、お湯を入れ温かいベットで眠った昨夜は

毎日山小屋で熟睡していなかった分の睡眠を充分解消してくれた

今朝も寒い、とうとうストーブも押入れから引っ張り出した

安曇野スタイルのマップが出来上がって来ている

95の展示会場があるうちの、chachaさんの工房"らんる"は50番

今年もここでお待ちしています

着物を着ているかどうかは・・・・・・・・・・・

今年は頭が登山モードになっていて、今回も化粧もせずに4日間、晴天の高山で紫外線をたっぷり浴びた(笑)

日焼けした、ベテラン登山家のような様相のkikiさんに着物が似合うかは・・・・・・

甚だ怪しい (ー_ー)!!

さて、ストーブで温まった作業部屋で、今日は安曇野スタイルへ向けての、モノ作りをします

・・・・・・・とその前に、すごいことになっている部屋の片付けからしなくてはいけないのは・・・・・毎度のこと(笑)

雲ノ平登山の続きは、片づけに飽きたら、、、縫い物に飽きたら、、、、追々に~