廃異不思議探検隊/(SEASON2)

Wast different wonder expedition.(SEASON2)

横須賀鎮守府 第一特攻戦隊 沼津海軍 第15突撃隊 江ノ浦本部

2016-05-23 00:54:00 | 廃墟B


 小規模な採石場跡があり、穴の真ん前には大きな石が落ちてしまっている。
 周りにも落石が幾つも散乱しており、毎度の事ながら、気を引き締められる。




 壁に開いた穴に何か入っている。
 鉄の棒の様な物と何か引っ鰍ッる様な物だ。

 石を切る際に使用した物か?




 農機具が放置してある。

 穴の周辺は藪に覆われてしまっているが、昔は畑だったのだろう、農機具倉庫代わりにしていた様だ。

 機械の状態から、20年以上前に放置されたと思われる。




 空間は、石が切り出され部屋の様になっている。
 倉庫代わりにするには良い場所だ。

 ふと、右側の壁に開いた穴が気になった。

 あそこだけ妙な切り方してるなぁ

 奥が続いていそうだ




 入口側

 柱一つ残して、天井を支えている。







 ここだけ妙に切り取られていて、出入り口の様だなと思ったら、中は部屋になっている様だ。




 中に入ると小さな部屋になっていて、脇に階段が掘ってある!




 上から見て観る。三、四畳程の部屋だ。




 上段は広い部屋になっていた様だが、落石で埋もれてしまっている。

 左側は、入口だった様だが、埋もれてしまっており、隙間から光が射し込んでいる。


 ふと天井を確認すると、やはり肥えてデカいゲジゲジが何匹も張り付いている。

 頭や肩に落ちて来たら、気が狂ってしまう、刺激させない様にそっと歩く。

 石組が丁寧にされていたので、撮影しようと思い、カメラを向けズームした瞬間、ムカデが何匹も活発に動めいているのが見え、流石に気持ち悪くなり、逃げた。




 壁には不自然に穴が開いている。

 人一人が通れる程の出入り口だ。
 秘密基地の様だ。




 外に出てみる。

 明らかに不自然だ。


*一見、単なる小さな採石場跡の様に見えたが、よく観ると、部屋、階段、人一人が出入り出来る小さな通用口がある等、石丁場跡にしては奇妙な作りだった。

 後日、地元住人から聞いたところ、やはり戦時中、石丁場跡を利用した海軍の特攻隊基地の一つだったそうだ。
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