山奥に存在する沈黙の巨大建造物
建物は森に囲まれ、鳥の囀りと自分の足音しか聞こえない。
この建物の場所は特定し辛いと言われているが、体内廃墟レーダーが作動し、自力で探し当てられ、ラッキーだった。
「この山道へ入るところが分かり辛かったなぁ。」
「ああ、それに砂利道で狭い、対向車が来たらすれ違いに困るぞ」
「あ!高いフェンスが設置されているな」
「ああ、この中か?でも高過ぎて、確認出来ないなあ」
「よし、フェンスが切れた林の前へ停めてくれ、林内から見えるかもしれない、俺が調べてくる!」
「分かった!」
台風が接近しており、小雨が降り出していた。土砂降りになるのは時間の問題だ。
態々こんな天候の日に来る事はないだろうと思われるが(笑)仕事の休みの関係で、やっつけてしまわないと中々来れないのが社会人の辛いところだ。
ザッ ザッ ザッ ザッ
「あ、何か見えるな、もう少し近づいてみよう。」
「こいつか!でかそうだな。」
「おい!何かでかそうな建物が確認出来た、あれだと思う。かなり探索時間が鰍ゥりそうだ!」
「あったか!よし。雨が段々強く降り出したから濡れるぞ。」
「目標に入ってしまえば雨は関係なくなる、またいつ来られるか分からない。今日しかチャンスはない!」
「そうだな。ハヤトが行ってから、15分間ここで待機してる、無理そうだったら戻って来い、15分経っても戻って来なかったら、突入したと判断し、ここを離れて近くで待機してる。何か遭ったら連絡する事と完了したら連絡しろ。直ぐここに拾いに来る!」
「OK!アプローチ開始だ!」
慎重に山の斜面を下って行く。
斜面に従って建てられているのか。
で、でかいなあ!この森の中にこんな無機物があったのか!
静まりかえっていて不気味だ。
あの窓から誰かが俺を伺っていたら嫌だな。
(ズームで確認して見る。)
こ、ここまでで半分、あと半分遥か先まであるぞ!!
長さ100m級の代物だ!!
探索に時間が鰍ゥるぞ。
窓のサイズが大きいな。
研究所跡か?
だが不思議だな、あまりにも無機質だ、それにここへ来る道も、狭く未舗装だったし...お前さんはどうやら建築途中で放置されちまった様だな。
こっち側からは潜入口がなさそうだから、また上がって、裏手からアプローチしよう!
(裏手に周ると直ぐにドアがあり、段差を上がってドアまで行き、開けようとしたが、開かなかった。)
ここは開いていない。先へ行こう。
左右は柵がない、落ちたら一発だ。
(藪漕ぎをしながら土手沿いを歩く。)
けっこう雨が酷くなって来たな。早く中へ入らないとカメラがオジャンだ。
三脚がうざいな、手振れに凄く強いカメラがあったら三脚なんか担ぎたくない。
下にあるのは貯水タンクか?
俺に早く建物の中を見せてくれ。
しかしお前はでかいな。
(このまま歩いて行くと屋上へ出た。)
屋上へ出た!
広いな。
ん?段差があるな?
切れ目だ。隙間がある。
斜面に沿って建っているから、人は屋上から出入りする予定だったんだな。
あの階段を使って下り、間を歩いて、最寄の出入り口から入る予定だったのだろう。
隣の屋上へも行ってみよう。あの階段の向こう側から移れそうだ。
ここも落ちたら一発だ。
(先程私が居たのが右側の屋上。下は機械室になる予定だったらしい。)
船の甲板に居る様だ。
(このとおり周辺は山と森である。)
(硝子が嵌められている側を見たくて、三角屋根の上に立って撮影した。)
何かの基地の様だな、もしくは、あの有名な軍艦マンションが第二で、こっちは第一軍艦マンションだな。
この景色はたまらない。
窓が大きく取ってあるが、外の景色は、森で、良くないな。
下に下りよう!
左側は、ボイラー等、機械室か。
右側は人が入る建物だな。
ビューー
ピューー
ピタッ ピタッ ャcャc
風が吹き抜ける。笛の音みたいで嫌だな。
さて通路を観てみよう。
ャc ャc ャc
非現実的世界だな。
バターンッ!!
なっ、びっくりしたー!ドアか何かがおもいっきり閉まった音だ。
誰か居ないよな~?
向こうから誰かが来たら嫌だな~。
お前さんそろそろ中へ案内してくれないか?
ザーー
ビチャ、ビチャ、ビチャ
しょうがない、開いている窓から適当に入ろう!
オオオオオォォォォォーー!
入った。
続く>>
建物は森に囲まれ、鳥の囀りと自分の足音しか聞こえない。
この建物の場所は特定し辛いと言われているが、体内廃墟レーダーが作動し、自力で探し当てられ、ラッキーだった。
「この山道へ入るところが分かり辛かったなぁ。」
「ああ、それに砂利道で狭い、対向車が来たらすれ違いに困るぞ」
「あ!高いフェンスが設置されているな」
「ああ、この中か?でも高過ぎて、確認出来ないなあ」
「よし、フェンスが切れた林の前へ停めてくれ、林内から見えるかもしれない、俺が調べてくる!」
「分かった!」
台風が接近しており、小雨が降り出していた。土砂降りになるのは時間の問題だ。
態々こんな天候の日に来る事はないだろうと思われるが(笑)仕事の休みの関係で、やっつけてしまわないと中々来れないのが社会人の辛いところだ。
ザッ ザッ ザッ ザッ
「あ、何か見えるな、もう少し近づいてみよう。」
「こいつか!でかそうだな。」
「おい!何かでかそうな建物が確認出来た、あれだと思う。かなり探索時間が鰍ゥりそうだ!」
「あったか!よし。雨が段々強く降り出したから濡れるぞ。」
「目標に入ってしまえば雨は関係なくなる、またいつ来られるか分からない。今日しかチャンスはない!」
「そうだな。ハヤトが行ってから、15分間ここで待機してる、無理そうだったら戻って来い、15分経っても戻って来なかったら、突入したと判断し、ここを離れて近くで待機してる。何か遭ったら連絡する事と完了したら連絡しろ。直ぐここに拾いに来る!」
「OK!アプローチ開始だ!」
慎重に山の斜面を下って行く。
斜面に従って建てられているのか。
で、でかいなあ!この森の中にこんな無機物があったのか!
静まりかえっていて不気味だ。
あの窓から誰かが俺を伺っていたら嫌だな。
(ズームで確認して見る。)
こ、ここまでで半分、あと半分遥か先まであるぞ!!
長さ100m級の代物だ!!
探索に時間が鰍ゥるぞ。
窓のサイズが大きいな。
研究所跡か?
だが不思議だな、あまりにも無機質だ、それにここへ来る道も、狭く未舗装だったし...お前さんはどうやら建築途中で放置されちまった様だな。
こっち側からは潜入口がなさそうだから、また上がって、裏手からアプローチしよう!
(裏手に周ると直ぐにドアがあり、段差を上がってドアまで行き、開けようとしたが、開かなかった。)
ここは開いていない。先へ行こう。
左右は柵がない、落ちたら一発だ。
(藪漕ぎをしながら土手沿いを歩く。)
けっこう雨が酷くなって来たな。早く中へ入らないとカメラがオジャンだ。
三脚がうざいな、手振れに凄く強いカメラがあったら三脚なんか担ぎたくない。
下にあるのは貯水タンクか?
俺に早く建物の中を見せてくれ。
しかしお前はでかいな。
(このまま歩いて行くと屋上へ出た。)
屋上へ出た!
広いな。
ん?段差があるな?
切れ目だ。隙間がある。
斜面に沿って建っているから、人は屋上から出入りする予定だったんだな。
あの階段を使って下り、間を歩いて、最寄の出入り口から入る予定だったのだろう。
隣の屋上へも行ってみよう。あの階段の向こう側から移れそうだ。
ここも落ちたら一発だ。
(先程私が居たのが右側の屋上。下は機械室になる予定だったらしい。)
船の甲板に居る様だ。
(このとおり周辺は山と森である。)
(硝子が嵌められている側を見たくて、三角屋根の上に立って撮影した。)
何かの基地の様だな、もしくは、あの有名な軍艦マンションが第二で、こっちは第一軍艦マンションだな。
この景色はたまらない。
窓が大きく取ってあるが、外の景色は、森で、良くないな。
下に下りよう!
左側は、ボイラー等、機械室か。
右側は人が入る建物だな。
ビューー
ピューー
ピタッ ピタッ ャcャc
風が吹き抜ける。笛の音みたいで嫌だな。
さて通路を観てみよう。
ャc ャc ャc
非現実的世界だな。
バターンッ!!
なっ、びっくりしたー!ドアか何かがおもいっきり閉まった音だ。
誰か居ないよな~?
向こうから誰かが来たら嫌だな~。
お前さんそろそろ中へ案内してくれないか?
ザーー
ビチャ、ビチャ、ビチャ
しょうがない、開いている窓から適当に入ろう!
オオオオオォォォォォーー!
入った。
続く>>
あまりにも巨大すぎる!!
っていうか、こんな山の中に何を目的に
建築したんでしょうかね?
不思議なところに夢があっていいです。
行きたいな~
ハヤト隊長、続き楽しみにしてますよ。
でかいのでレメ[トの内容が長々してダレてしまうかもしれませんが、まあいいです。
すごい気になります!!
こんなところ行きたいな~