は~ふたいむ

仕事帰りにカフェに寄り道して、一緒にコーヒーなど飲みながら、
他愛のない話をして過ごしたい。そんな時間。

九月の別れ

2005年09月30日 | weblog
その姿を見るのは2度目です。
「虫の息」という言葉がぴったり。
「風前のともしび」という言葉もいいわね・・・断末魔とはちょっと違う。
もうダメなんだと、分かっている。その瞬間から、諦めている。

今まで、ありがとう。
そして、ごめんね。

そう心の中でつぶやいて、電池パックを取り外した。
細々と点滅していたランプが、静かに消える。
ああ・・・またやってしまった。

ケータイを、恥ずかしながらトイレに落としてしまいました(涙)
どうして水を流す時、そっちに振り向かないといけないんでしょう。
そして、洗浄レバーに手を伸ばすと、体がちょっとだけ前屈みになる。
次の瞬間・・・硬い音が便器の中に響き渡り、とっさに掴み上げるも時既に遅し。
それが、昨年から使っていたドコモのN505の最期でした。
胸ポケットとか、パンツのポケットに入れちゃダメだ・・・と思ってたのに。

1度目もトイレでした。しかも汲み取り式の、いわゆる”ボットン便所”。
ネイチャーな知人の家に、ホームパーティーに招かれた時のことでした。
胸ポケットから落ちたケータイは、そのまま地獄へ直行しました。
地獄に堕ちたとは言え、フタを開けると堆積物の上にチョコンと乗っかっているので、もしかしたらと思い・・・くもの糸を垂らしましたヨ。
引き上げたそれは、よくよく見ると完全に×××にまみれていて、引き上げると庭の洗い場に直行。
結局は水で洗っちゃいました。これで完全にアウトです。

水洗いして拭いたのに、芳しい香りと共にプッシュボタンからジワジワと水がにじんできます。
息絶える前のケータイのランプは、まさに「ホタルの光」でした。

その頃、私は頭文字Dでドラゲーにはまり、友達の数もどんどん増えていた頃だったので、登録していたメアドもたくさんありました。
まだケータイのバックアップを取るという考えがなく、主要なものは手帳に書いてあったので大丈夫でしたが、それ以外は全てパー。
後から色々な人に聞いて登録しなおしたのですが、本当に大変でした。
バックアップは大切なのです。

では今回、その反省は活かされていたのか?

というと、これを期にお付き合いのなくなる方が数名。
最終バックアップは今年の1月でした。それ以降にメアド変更したり電話番号が変わった人はアウト。
と言っても、「メールたのむ」とハガキでも出せば解決する仲の人がほとんどなので、そこまでデータ喪失のショックは大きくありません。
iショット画像も、いるものはちゃんとパソコンに保存してあったし(笑)

まあまあ、教訓は活かされてます。

でも、さすがにメールは保存してなかったので、これらは全てパー。
いつから連絡が途絶えたのか分かりやすいので、必ずその人にもらった最後のメールを保存してあるのですが・・・ずっと待ってたんだけど、これでもう踏ん切りがつきました。

別れって、突然やってくるんですね。
でも、それは突然だけど必然的なイベントだったのかも知れない。
何度も何度も消そうとしたアドレスが、こんな形でなくなっちゃった。
しかも「水に流す」というオマケ付き・・・ちょっと意味深?(笑)

と色々な感傷に浸ってますが、実はぼちぼち機種変更したいと思っていた矢先だったので、ある意味タイムリーな出来事ではありました。
なので、前ほどショックを受けなかったんですね♪

で、ちょっとウキウキして電気屋に行ったのですが・・・。

知らんかった。
ムーバがこんなことになってるとは(汗)

(明日に続く)
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2 コメント

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オモシロスギル (ガープ)
2005-10-05 23:31:51
まことに失礼ですが。

笑ってしまいました。

オイラも過去にケイタイを洗った事があります^^
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とほほ・・・って感じで。 (奈々)
2005-10-05 23:53:22
和式の場合、落ちどころが良ければセーフなんですけど。

(過去3回くらい経験済み、全て無事)

洋式とボットンは救えませんネ・・・。



携帯が時計代わりになるので、もう10年ほど腕時計などしてなかったのですが、これを機に腕時計をすることにしました。



でも、すぐ着け忘れて会社に行ってしまうので、会社にも予備を1個買いました(汗)
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