は~ふたいむ

仕事帰りにカフェに寄り道して、一緒にコーヒーなど飲みながら、
他愛のない話をして過ごしたい。そんな時間。

お墓参り

2008年08月15日 | weblog
今日は朝からお墓参り。
伴侶の実家のお墓は市内にあるので、まずはそちらへお参りに。

広島市内を見下ろす墓地。
初めてそこへお参りに行って、田舎育ちの私はとても驚いた。

ものすごいお墓の数!
墓石が乱立している、という表現がぴったり。
何処を歩いていいやら・・・お参りするのに、他所様のお墓を通り抜けなければ辿り着けないような状態。
まるで迷路だ。

そして、今年は墓石に「調査票」が据え付けてあった。
そのお墓が、ちゃんと誰かに管理されているかどうかを調べるもののようだ。
継ぐ人がいなくなったお墓は、無縁仏として整理されてしまうらしい。
墓地の入り口付近に、まとめられた墓石がそうなのだろう。
何だか、とても空しい気持ちになる。

それから、次は私の祖母のお墓へ。
こちらは田舎の山の中。車1台がギリギリ通れるような道をノロノロと登ると、急に空が開けた場所に出る。

市内の墓地に比べると、贅沢なくらい広く、お墓も大きい。
田舎に住んでいた私には、それが当たり前だったから、市内の墓地の状態に驚いたのだ。

田舎のお墓は、だいたい本家の墓があって、その周りに分家の墓が建っている。
だから、ほとんどが同じ苗字のお墓。
だから、縁のある誰かが必ず線香や花を供えてくれる。
ここなら無縁仏にはならないのかな。

生きている人のお墓、なんてのもある。
赤い文字で名前が書いてあるのがそれだ。
自分で自分のお墓を建てるだなんて、何だか不思議な感じがする。

まずは本家のお墓にお参り。それから祖父母のお墓。
安芸門徒の色鮮やかな盆灯ろうが風に揺れる。


あぁ。
そういえば、私のお父さん。
お墓参りに全然行ってないなぁ。。。

父の墓は九州にある。
お寺の中にある、引き出しみたいなお墓に入っている。
以前、お寺さんに「遠くからわざわざお参りに来なくても、家の仏壇の前で手を合わせればいいのですよ」というようなことを言われた。
それに納得して、以来、全くお参りに行っていない。

しかし、母の家にある位牌に手を合わせはしたが、何だかそれもピンとこない。
どう考えても、道楽者の父がそこにいるはずはない。

夏だからなぁ。
昼間はきっと、住んでいた家の居間で寝そべって、高校野球でも観ているかもしれない。
夜になったら、安芸津の海岸あたりで釣りでもしているかも知れない。

そんなふうに思うと、お墓参りは・・・まぁ、いっか。
ということで、今年も行かず仕舞い。


昼間からビールを飲みながら、テレビで高校野球を観て。
夜はビールを飲みながら、真っ赤な顔をしてプロ野球を観る。

あの頃は、カープなんて全然興味なかったな。
観たい番組が見れないから、野球なんて大嫌いだったのに。

お父さん、今日もカープが勝ったで。
最後は永川がピシャッと抑えて、巨人を負かしたんよ。

勝利の美酒じゃ。
もう1本、ビール出したげるけん、まぁ飲みさい。



うちも1杯もらうわ。


ちょっとでええよ、どうせ飲めんけん。




じゃぁ、乾杯。
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2 コメント

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Unknown (よっしー@さいたま)
2008-08-17 11:32:46
盆灯篭、横浜から広島に転勤になって、初めて見たときは衝撃的でした。あの派手さに、そしてコンビにに売っていることに・・・。

逆に広島の人にとっては、関東の「胡瓜の馬に茄子の牛」が衝撃だったそうです。

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胡瓜の馬 (奈々)
2008-08-17 20:28:04
関東のお盆で、その馬とか牛を飾るというのは、
漫画で見たことがあるんですよ~。
「はいからさんが通る」だったかな??

広島の盆灯篭、お盆前は600円くらいだったのが、
お盆に入ると900円に値上がりしてました。
リユースできないので、ちょっともったいない気がします。
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