私たちの最終戦 ～感動の引退試合

先月の試合で最後・・・と思っていたら、いつもの彼女が最終戦のチケットを取ってくれていました！
という訳で、朝からズムスタへ。



さすがにチケットは完売。
旧市民球場では、こんな時には決まって球場周辺にチケットを求めるボードを持った人がウロウロしてたけど、全然見当たらない・・・。
というのも、チケットが１枚余っていたので、誰か買ってくれる人がいないか探していたのです。
３０分ほど探し歩き、タダ見エリアにいた若い男のコを捕獲。
聞けば、緒方選手が大好きで、チケットは買えなかったものの、雰囲気だけでも味わいたいと山口から出て来たとのこと。
しかも、チケットがあれば高くふっかけられても買うつもりだったらしく、そのままの金額でいいと言っても「いいんですか！？本当に！？」と何度も念押しされました。
けっこうな金額を下ろしたのでしょうか。銀行の封筒からお金を取り出していましたが、一体いくらまでなら買うつもりでいたんでしょうね＾＾；



最終戦の席は、１塁内野指定席。
ちょうど巨人軍の練習中で、ファールボールが何個か飛び込んできました。
ボールが飛んでくると、係りの人が笛で知らせてくれるのですが、お弁当を食べている間も常にボールの行方を気にしていないといけない、あまり落ち着けない席でした。



今日の主役、緒方選手の姿が見えます。
山口の男のコは、限定グッズを買うためにショップへ行ったっきり。
選手プロデュースメニューも１時間待ちの行列。
そうですよね、引退したらグッズもプロデュースメニューもなくなっちゃうんですものね。



私のお気に入りは天谷さま。
結局、プロデュースメニューは食べられませんでしたが、来シーズンもやってくれるのかな？
その前に、何処にも行かないでね～と（＾＾；
カープの選手って、せっかく応援歌を覚えたのに、気が付けば相手チームにいたりするから不安です。
それを考えると、緒方選手はカープ一筋２３年ですものね。
ファンの気持ちは「ありがとう」の一言に尽きるでしょう。



今回はスポーツバーに行ってみました。
入った時はちょうど４回表だったかな？それから５回。
旧市民球場の外野自由席のシートに座っての観戦。
中から見るグラウンドは、まるでサファリパークみたい。



一度だけ、巨人の選手がボールを拾いに近付いてきましたが、金網にはガラスがないので、声が丸聞こえ。
隣のおじさんが「さっきはエラーをありがとう！」なんて言ってましたが、そりゃあんまりだと。
ああいうのはダメですね。



スポーツバーで観戦した後は、再び席へ。
やっぱりこっちの方が見やすくていいです＾＾
ようやく緒方選手の登場。
新聞で「悲鳴に近い歓声」といった表現をしていましたが、まさにそうでした。
すごい盛り上がりです。



木村が打ち上げたボールをキャッチすると「おぉ～！」と大歓声。
あれは、あそこに狙って打ったんですよね。
お見事でした。



試合の内容は御存知の通りで、１点を守ってカープの勝利。
だいたい、巨人の試合は時間がかかるものですが、この日はどういう訳かサクサクと進み、あっという間に終わってしまいました。
でも、その分、引退セレモニーにたっぷり時間を取ることができましたね。



もう、この辺りになると、周りの皆さんも私もウルウルで。
ありがとう、緒方選手！
球場には、いつまでも緒方選手の応援歌が鳴り響いていました。



これで今年のカープは終了。
最終戦が観戦でき、しかも勝鯉で終えられて、本当に良かったです！