中学生たちが期末試験を終えて、友達同士で結果の話をしていました。
「今回はよく出来た」というので、点数を聞いてみると「73点/100満点」とのこと。因みに平均点は58点だったそうです。なるほど、確かに平均点より上だし、頑張っています。
でも100点満点で58点が平均点というのは、どうなんでしょう?
以前から思っているのは、先生たちはこの結果をどう受け止めているんだろうということです。「生徒が勉強をしないから・・・」とか「今回は難しい問題を出してやった」なんて考えていませんよねぇ?
教師というのは、「生徒を評価する」のが仕事ではなくて、「生徒に力をつける」ことが仕事だと思うのです。
もし、「成績をつける(上下関係をつくる)ためのテスト」なら改めるべきだと思います。あくまでも「自分が教えた内容がどれだけ生徒に伝わっているか(どれだけ力をつけたか)確認するためのテスト」のはずですから。
つまりは「平均点」こそは、先生自身の教師としての力を表す点ではないでしょうか?