目的もなく、本屋さんをブラブラするのが好きです。
特に大きな本屋さんは田舎育ちの僕には魅力的で、目移りしてしまいます。
先日も何気なく立ち寄った本屋さんで何冊か本を買ってしまいました。
その時の僕は息子が小学校を卒業したことで感傷的になっていて、息子が生まれてから今までのことを考えていました。
すると目に入ってきたのは自然と、一人親が子どもと一緒に成長していく物語になりました。
『ステップ』の中に流れている時間は僕の中にもたしかに存在した時間でした。
あの保育所に子どもを預ける時の後ろめたさや小学校の先生の無神経な言葉に親子で傷ついたりしたことは、僕にも身に覚えがあります。
僕はステップファミリーになる予定はありませんが、息子と一緒に幸せになりたいと改めて思わせてくれました。