浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

七夕の日に

2013年07月07日 | 日常

織姫と彦星は夫婦だったんですね。

僕はずっと恋人同士だと思い込んでいました。

年に1回だけ逢える遠距離恋愛のような間柄だと思っていました。

20年程前、付き合っていた彼女とは愛知と奈良という遠距離恋愛でした。

約2年の間、電話や手紙でやり取りすることが多く、一緒に過ごした時間は本当に限られていたと思います。

それでも少なくとも僕は相手のことを大切に思っていたし、遠距離というものに障害を感じることもありませんでした。

その甲斐もあって、一緒に住むようになったのですが、それまでとは違う距離感にすぐに戸惑ってしまいました。

あれほど一緒にいたいと思っていたのにねぇ・・・。

結局、僕が一人暮らしを始めてから別れるようになってしまったのですが、今でも七夕になるとこの頃のことを思い出します。

織姫と彦星は今宵の出会いを楽しんでいるでしょうか。

二人が一緒に生活する日は訪れそうにありませんが、きっと一人で生活しているときにお互いの存在が支えになっているはずです。

きっと幸せな日々が続くはずです。