友の悩みの聞き手になって

2011-10-22 19:49:44 | 日々思うこと
視力が0.7に落ちて自動車の免許更新のためもあり、白内障の手術をした友人が普通15分程度で終わると言われてい

る手術に2時間以上もかかり、その上網膜はく離にもなって再手術。

かなり経つのにまだ新聞の見出しがやっと読める程度であると、嘆きの手紙をワープロで打ってよこした。

彼はどちらかと言うと平素から悲観派ではあるけれど、それでも視力の低下は耐え難いことであろう。

どこが悪くても困るけれどやはり目が一番困ると思う。

彼には奥さんがもちろんいるのだが、妻には弱みが見せられないのか、時々こういう悩みを書いてよこす。

人に話すことで悩みや哀しみがまぎれることも多いが、私はいつも彼に「奥様を大切にするように」と言っている。

何よりも愛するものを失う哀しみほど辛くて悲しいことはない。

夫が病床にあったとき、旅先の病院で誰にその哀しみをぶつけようもなく、このブログを書くことでとても救われた。

気持ちを吐き出せば本質的な解決にはならないけれどいくらかは辛さや哀しみから逃れられたから。

そういうことなら、聞き手になるのも友情かなと思ったりしている。

コメント
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