8年11か月・・・・長かったような、あっという間だったような

2014-10-09 14:39:36 | 日々思うこと
今日は晴天との予報だったのに小雨がぱらつき出したけれど夫のお墓参りに行ってきた。

彼の月命日。。彼が逝って8年11か月になる。来月は9年目の祥月命日だ。

その長い間、私はどのように生きてきたのかと夫のお墓の前で少ししょげた。

私はそのようには思ってもいなかったけれど、彼とたった1度ちょっと会っただけの私の友人は

「ほんのちょっとお目にかかっただけだけれど、ご主人があなたをとっても愛しているのを

感じた。」という。彼は照れ屋で口下手でそっけなくて、そんな気配は人に見せたりはしない人だっ

たからちょっと信じられないが、突然倒れて逝ってしまったことを除けば、彼の妻であったことを

幸せだったと思っている。

私は大学を出て仕事について1年3か月で、十二指腸潰瘍と胃潰瘍で3か月余り入院した。

その直後、求婚された私は当然断った。がりがりに痩せていたし、まだ1人でいたかった。

しかし彼はじっと気持ちが動くのを待ってくれた。1年後、婚約し、さらに8か月後結婚した。

数年たって「彼女は長生きできないから結婚するのを考え直したほうがよい。」と言って忠告した人

がいたと笑いながら白状したのを思い出している。

人の命は分からないものだ。その今にも死にそうだった私は今も生きている。

夫が恋しいお墓参りだった。

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