岩国哲人さん「おばあさんの新聞」を読んで

2014-10-18 20:12:16 | 日々思うこと
元出雲市長、国会議員だった岩国哲人さんが「新聞配達に関するエッセーコンテスト」で最優秀賞を

とられた。

「おばあさんの新聞」。その前に天声人語で紹介されていたから本文を読みたいと思っていたら

新聞に掲載された。

小さい時、父親が亡くなり戦争も激しくなって島根に疎開した少年の家は貧しくて新聞を

とる余裕がない。新聞配りをして家計を助け、自分の配った新聞を読ませてもらいにおじいさんの

お宅に行き、そのおじいさんが亡くなった後はおばあさんがとってくれたのでそこへ読ませてもらい

に行ったという話だ。そのおばあさんが亡くなってお葬式に行ったら近所の人が実はおばあさんは

字が読めなかったのだと教えてくれたのだそうだ。彼が来るのを楽しみにして新聞を購読していて

くれたのだという。

その岩国少年は長じて東大法学部に入学し、金融界に入りのちに市長や代議士になった。


今、貧富の差が大学進学に大きく関わっているという。確かにそういう面もあるだろう。

しかし貧しいから東大に入れないということはない。親類に昔はその地区で1番裕福だったのに

人が良くて保証人に何度もなりすべての財産を無くした人がいる。

その2人の子供は浪人はできないので現役で2人とも東大に入った。

貧しくても努力すればできる。運動や芸術は才能が大切で努力では何ともならないが、勉学は努力す

ればできるものだと思う。

コメント
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