お盆、そして辛い月8月

2015-08-14 15:53:47 | 日々思うこと

午前中に棚経に来てもらった。

お仏壇が小さいのでお供えのお膳はまるでおままごとのようだ。

それでも一応、ご飯、お汁、煮物、お浸しは作る。それに果物、ミカンと梨をお供えした。

お抹茶もお供えする習慣である。

家に帰った霊にいっぱい食べ、飲んでもらって明日はまたお墓に送る。

 

テレビで硫黄島の日米の壮絶な戦いの様子を、生き残った兵士、夫と死に別れなければ

ならなかった若き妻の証言を聞いて、辛かった。戦争は嫌だ。幸福になるものなんて

誰もいない。江田島、知覧、6月に行った無言館の手紙や絵を思い出した。

若い日に読んだ「きけ、わだつみの声」も本棚のどこかに残っているはずである。

8月は辛い月である。

コメント
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