昨日は、室町時代からという神社に「薪能」を鑑賞しに行った。
大木の杉が参道に立ち並ぶ山深いところの神社だった。
このような不便な山奥なのに結構遠くからの鑑賞者も多く、かなり有名になっている
らしい。私は初めてだったので熱心な能愛好家に驚いた。
ところが始まる1時間ほど前、レストランで食事をしていると突然辺りが暗くなり
雷雨となり、風が吹き、雹まで降りだした。雹を見るのはずいぶん昔のことになるが
2度目である。テレビでよく放映されるけれど実際に見てみると氷の塊が大きな音を立て
て落ちてくる。屋根に当たってすさまじい音がする。
これでは鑑賞どころではないと思っていたら止みはじめ、境内に行くと大きなテントが
張ってあって、足元は悪かったが椅子は大丈夫だった。神様のご意志なのかもしれない。
帰宅は深夜になった。