花火の音が聞こえる。
結婚して以来長い間暮らしていた家は花火会場に近く、ご丁寧に
毎夏2回ずつあったので最後には音だけ聞いて見に行くことは
なくなっていた。今も音だけ聞いている。***
昨日は出張を兼ねて帰省した息子と先祖代々のお墓にお参りし、
今日は1人で夫のお墓に行ってきた。
夫の先祖代々のお墓は今の家から18キロほどあってしばしば
行かれないと思い夫のお墓を近くに建てた。
息子は夫の墓参りを済ませたあと駅まで送り出張先へ向かった。
タクシーにお墓で待ってもらってぐるりと回って帰宅したので
ほぼ40キロ。
1泊だけだったけれど、PCで処置してもらいたいことがあったのを
直していってくれたので助かった。
わたくしはどうしても「本」から入る。
「いろいろやってみて分からなくなったらそれから本で
調べればればいいんだよ」と彼は言うけれど触っているうちに
にっちもさっちもいかなくなったとき困ると思い臆病になる。
近くに助っ人がいない。******
いつもモーニングやランチをご一緒するご近所さん3人。
皆さんガラケー組だけれどいろいろ。
Aさんからメッセージがくる。「今朝モーニングに行きませんか?」
わたくしはメッセージで返信。
Bさん:メッセージは読めるけれど返信できないので電話で返事。
Cさん:メッセージを送っても電話してもなかなか出ないので
家まで出かけて行く。
あるときAさんがこぼした。
Cさんは耳が少し遠くて電話も玄関のドアホーンもなかなか出ないので
いつも身に着けている携帯のメッセージを彼女こそ読んでほしい。
何度もメッセージの読み方を教えたのだけれど、結局ダメ。
彼女には覚える気持ちがはなからない。でも彼女が1番行きたい人。
あ、は、は・・同じだなと聞いていて笑ってしまった。
新しいことに挑戦できない。変えられないのだ。