お昼ご飯を食べながらTV「やすらぎの郷」を見るともなく見ていて思わず笑ってしまった。
八千草薫演じる女性(「姫」だったか?)が末期がんにかかっていて余命いくばくもない
ことを「郷」の住民たちが入れ代わり立ち代わり「ここだけの話だから誰にも言っちゃ
駄目よ」と話すのだ。
我がお向かいさんはこの類である。
「秘密なんだけれど・・・」と聞きたくもない話を聞かされて、もちろん誰にも
言わなかったことを別の日、他の2人がいるときに話しだしたのだ。
「えっ?」と思ったけれどその時は黙って聞いていたものの「用心しなければ」と
痛感した。
だから慈恵医大に入院するときもぎりぎりまで黙っていた。回覧板を回す事情もあり、
お向かいさんなので長期の留守は黙っているわけにもいかないから最後に打ち明けた
けれど、噂好きというかおしゃべりというか、泥棒避けにはなるかもしれないけれど
2,3日留守をしてもすぐカーテンが閉まっていたと気にかけてくれる。
現に彼女に知らせた翌日、あまり親しくない町内の人から「お大事になさってください。」
と電話があった。
これは性格なのか、寂しいのか、悲しい人間の性なのか。
わたくしのこともとんでもない噂が飛び交っているかもしれないなぁ。
どうでもよいけれど・・。(陰で何か言われても気にならない性格で)
噂好きはどこにでも生息しているらしい。