お堀巡りの船頭さんが、東京の豪徳寺も井伊家の菩提寺で、そこは
招き猫で有名なので彦根のマスコットが「ひこにゃん」になったのだ
と説明した。
豪徳寺は息子が大学の教養時代近くに住んでいたので知っていたけれど
マスコットキャラクターにはさっぱり興味ないので、「なるほど、
だから猫(にゃん)なのか」と一つ物知りになった。
その他、横浜の掃部山公園も「井伊直弼掃部守」に由来すると彼が
全国的に優れた人物だったと自慢げであった。
彦根では昔「井」の字は使えないので「長居」などと言う名字が多
かったそうである。苗字を見れば昔からの彦根人かどうか
判別できると言うことであった。
井伊直弼を主人公にしたNHK大河ドラマ「花の生涯」は
第1作目だそうでお堀端に大きな記念碑が建っていた。
とにもかくにも彦根は井伊の殿様なしでは語られない。