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「である」ことと「する」こと

2021-07-08 14:47:31 | 日々思うこと

「知の巨人」と言われる立花隆氏が亡くなってこのところ

新聞に追悼記事が載る。

「田中角栄研究」は当時文芸春秋を購読していたので

読んだけれど、その他の著作をあまり読んだ記憶がない。

本棚を見たらこの1冊があった。「同時代を撃つ」

執筆の範囲があまりにも広くてとてもついて行かれなかった

ので諦めたのかもしれない

わたくしの知的好奇心も年齢とともに衰えてきているのだ。

 

丸山真男や加藤周一がわたくしの時代の評論家で

あった。

加藤周一  「羊の歌 正続」「日本文学史序説」

「文学とは何か」「読書術」など。

丸山真男 「日本の思想」「翻訳と日本の近代」など。

(日本文学専攻なので)

 

TVでものすごいものしりたちが一瞬で答える番組がある。

超ド級の記憶力駄目人間のわたくしから見ると驚嘆ものでる。

「日本の思想」の中の『「である」ことと「する」こと』

から言えば物知りは「であること」であって「すること」

ではない。

政治であれ、会社であれ、そのリーダーは「である」ことも

必要だが「すること」に重点を置いてもらいたい。

「何をするか」「どうするか」を直言する人を大切にして

その考えも考慮の上、決断する。

広い心と謙虚さと洞察力、決断力、その上に品格が備わって

いることを、昨今の不祥事を聞くにつれ、市井の片隅で

細々といきている庶民の1人として願わずにいられない。

 

 

 

コメント (6)
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